救急自動通報システム「D-Call Net」、新たにスバル、日産、マツダも対応

「D-Call Net」はクターヘリやドクターカーの出動を早期判断に役立つ新たな救急自動通報システム(写真はイメージ)
「D-Call Net」はクターヘリやドクターカーの出動を早期判断に役立つ新たな救急自動通報システム(写真はイメージ)全 2 枚

救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)と自動車メーカー、サービスプロバイダーからなるD-Call Netへの対応に、SUBARU(スバル)、日産、マツダの自動車メーカー3社が加わった。

D-Call Netは、車両のコネクティッド技術を活用した救急自動通報システムの一つ。交通事故発生時に車両データを国内の事故データ約280万件をベースとしたアルゴリズムに基づき自動で分析し、死亡重傷確率を推定。このデータを全国約730か所の全消防本部と全国で37道県・46機・54病院の協力病院に通報することで、ドクターヘリやドクターカーの早期出動判断につなげ、交通事故での救命率向上を目指している。

D-Call Netはこれまで、HEM-Net、トヨタ、ホンダ、HELPNET、ボッシュ、プレミアエイドの6団体が参加していた。今回の3メーカー加入により、今後は全9団体でオールジャパンの救命率向上を推進していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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