打倒タイプR、ルノーの刺客「R.S.トロフィーR」新型がニュルでテスト開始

ルノー メガーヌ R.S. トロフィーR スクープ写真
ルノー メガーヌ R.S. トロフィーR スクープ写真全 15 枚

ルノーは2018年12月、人気ハッチバック『メガーヌ』に高性能『メガーヌR.S.トロフィー』を設定し発売したが、さらなるハードコアモデルが存在することがわかった。新型『メガーヌR.S.トロフィーR』プロトタイプをカメラが初めて捉えた。

先代「トロフィーR」は2014年3月、セアト『レオン クプラ280』により奪われたニュルブルクリンクFF市販車最速記録を奪還するために登場、同6月には、ニュル北コースで7分54秒36のレコードを叩き出した。現在は、ホンダ『シビック タイプR』の7分43秒80がニュル北コースにおけるFF市販車最速記録となっており、新型トロフィーRはこれに挑む形となる。

捉えたプロトタイプは、ブラックの9スポーク19インチホイール、レッド・ブレーキキャリパーを装備。ボンネットにカモフラージュされたエアスクープ、フロントバンパーには『メガーヌR.S. 275 トロフィーR』を彷彿させる赤いウィングが装着されている。そのウィングの中心に白いテープが貼られているが、「Trophy-R」のロゴが記されている証拠だろう。そのほか、ボディ側面もテープでカモフラージュされており、やはり赤いアクセントが隠されているはずだ。

ベースとなるR.S.トロフィーは、1.8リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載、最高出力300ps、最大トルク420Nmを発揮、0-100km/h加速は5.7秒で駆け抜ける。対して新型R.S.トロフィーRのパワートレインは不明だ。しかし、後部シートを排除するなど大幅な軽量化とともに、最強のパフォーマンスを発揮するのは間違いない。

ニュルでの高速テストも順調に進んでおり、タイプRへの照準は定まっている。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 昭和の子どもたちが憧れた「スーパーカー自転車」が50年ぶりに復活へ
  3. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  4. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
  5. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る