ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラ（Acura）は4月2日、2019年第1四半期（1～3月）の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は3万6385台。前年同期比は8.9％増とプラスを維持する。
全販売台数3万6385台の内訳は、乗用車が1万0630台で、前年同期比は11.2％減と後退。一方、SUVなどのライトトラックは2万5755台を売り上げ、前年同期比は20.1％増とプラスに転じた。
セダン系では、スポーツセダンの『TLX』が、7029台を販売。前年同期比は21.6％減と減少に転じる。『ILX』は3141台を売り上げ、前年同期比は27.1％増と、2年連続で増加した。最上級車の『RLX』（日本名：ホンダ『レジェンド』に相当）は381台。前年同期比は17.7％減と後退する。
アキュラILX
SUVでは、ミドルクラスの『MDX』が、前年同期比4.4％増の1万0783台。コンパクトクラスの『RDX』は1万4972台。前年同期比は34.6％増と、大幅に前年実績を上回る。
スポーツカーでは、『NSX』が79台を販売。デビュー以来、初の本格改良を受けた改良新型（2019年モデル）投入の効果で、前年同期比は17.9％増と2桁増を達成している。
アキュラの2018年の米国新車販売台数は15万8934台。前年比は2.8％増と、前年実績を上回っている。
