ボッシュ、建設車両向けデジタルソリューション発表へ…待機時間を減らして効率的に運用

ボッシュの建設車両向けデジタルソリューション
ボッシュの建設車両向けデジタルソリューション全 3 枚

ボッシュ(Bosch)は4月4日、ドイツ・ミュンヘンで4月8日に開幕する「バウマ2019」(国際建設機械・建設資材製造機械・建設用車両専門見本市)において、建設車両向けのデジタルソリューションを初公開すると発表した。

ボッシュは、建設車両向けのデジタルソリューションとして、ボッシュ「TRACI」を開発した。TRACIは、ショベルカーやダンプトラックなどの車両を、効率良く運用するためのソリューションだ。

TRACIは、ショベルカーやダンプトラックに後付けで装着することが可能。車両の稼働状態をモニターする。TRACIは、センサーボックス、クラウドベースのソフトウェア、各種デジタルサービスで構成。これにより、車両の待機時間や輸送時間を最小限に抑えることが可能になる。

車両にはTRACIタグを装着する。これは、車両の位置、動作状態、およびその他の多くのデータを収集するコンパクトなセンサーボックスだ。データは暗号化され、LoRaWANネットワークを通じて、ボッシュのIoTクラウドに送信され、復号化される。

ボッシュの建設車両向けデジタルソリューションボッシュの建設車両向けデジタルソリューション

その後、顧客はセンサーデータにアクセスする。これをソフトウェアシステムに取り入れて、物流のスケジュールや運用計画を立てることが可能だ。データは、スマートフォンのアプリやパソコンで見ることもできる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  6. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  7. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  8. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  9. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る