ジェイテクト、ステアリング事業のソフトウェア開発体制を強化

ソフトウェア開発風景
ソフトウェア開発風景全 4 枚

ジェイテクトは、電動パワーステアリング(EPS)の開発強化のため、2019年4月に組織改正し、従来のソフトウェア開発拠点である花園事業場技術開発センター(愛知県岡崎市)に加えて、2019年夏より東刈谷事業場(愛知県刈谷市)でもソフトウェア開発を開始すると発表した。

今回の体制強化は、自動運転対応など高度化する技術ニーズに応えるため、ソフトウェア開発拠点の拡張と一層の増員を図るもの。2019年度以降は、100名規模の増員を計画している。

背景には、自動運転化対応、ステアバイワイヤなどの新規システムに対応するため、機能安全設計、冗長設計、サイバーセキュリティ対応など、EPSの技術ニーズがより高度化、多様化していることがある。

このため、ジェイテクトでは2019年4月にEPSのソフトウェア開発組織の見直しを行い、ステアリングシステム開発部、電子システム企画部、MCU開発部を統廃合し、先行システム開発部、電子制御開発部、MCU(モーターコントローラーユニット)開発部、電子要素開発部に再編。EPS固有の組み込みソフトウェアを開発する新規部署を増設した。

今回の拠点拡張により、自動運転対応技術開発、MCU内製化などを進め、一層の商品力強化を推進していく。

《丹羽圭@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る