これからのカーライフにフォーカスした出展も…オートモビルカウンシル2019

必ずしも旧車ばかりではないオートモビルカウンシル。最近高級車を中心に流行っているマットカラーのアストンマーティンが目を惹く。
必ずしも旧車ばかりではないオートモビルカウンシル。最近高級車を中心に流行っているマットカラーのアストンマーティンが目を惹く。全 9 枚

旧車、ヴィンテージカーに注目が集まりがちなオートモビルカウンシルだが、会場を歩くとカーライフを彩る、新しい技術や、商品も数多く紹介されていた。

静電気防止系メンテナンスリキッドイグナイトを紹介していたのは、コーティングやラッピングなど、様々なボディケアを手掛けるボディショップが加盟する東京ディテイリング倶楽部。

説明担当者は「高速で走るクルマのまわりには静電気を帯びやすいのです。これは燃費、パフォーマンス、乗り心地など多方面に影響を及ぼすと考えられています。それを防ぐのがこのイグナイトです。ボディに塗布すると2~3か月は持つでしょう。室内の家具などに積もる埃なども静電気によるものは少なくありません。そういうものにも使っていただけますね」と話す。

これもかねてから研究していたものがこのほど完成し、クルマを大事にし、こだわりを持っている人が多数集まるオートモビルカウンシルの会場で是非紹介したい、ということで今回出展したのだそうだ。

マットカラーは、エクストラコストがかかる上にメンテナンス性が難がある。マットカラーは、エクストラコストがかかる上にメンテナンス性が難がある。

また、プロテクションフィルムのブランドXPELもブースを構える。今回は最近人気のマットカラーのクルマ向けプロテクションフィルムの紹介だ。

「最近高級車を中心に、光沢のないマットカラーが流行っているのですが、存在感があるものの、洗車など、メンテナンスが非常にしにくいという欠点があります。お客様に納めたものの、頭を抱えるディーラーさんも少なくないです」

そこで、マットカラー用のプロテクションフィルムの施工実績が最近伸びているという。そこで、マットカラー用のプロテクションフィルムの施工実績が最近伸びているという。

「そこで私どもでは、マットカラー用のプロテクションフィルムを施工し、ボディの保護と、メンテナンス性の向上とを両立するお手伝いしております。パール塗装などのクルマに貼ってマットカラー風の見た目にすることも可能です。マッドカラー自体、エクストラコストがかかので『軽でお得』なカスタマイズと言えます」とXPELでは話す。ブースにはそのプロテクションフィルムを施工した、マッドカラーのアストンマーティン『DBS』が展示されていた。

また、まさにこれから日本でも展開していくというオイルの紹介もあった。マセラティ『ギブリ』を展示していた、コレツィオーネのブースの先に並べられたオイルで、インドネシア最大の国営企業プルタミナのオイルだ。

静電気防止系ボディメンテナンスリキッドイグナイト。静電気防止系ボディメンテナンスリキッドイグナイト。

プルタミナオイルの日本での輸入代理店を務める株式会社グローベックの田中社長は「実はすでに一部地域でも販売していたのですが、本格展開をこれから始めるところです。原油産油国であるインドネシアは日本企業との関係も密で、日本国内メーカーのOEMオイルや、モータースポーツでの実績もすでに上がっているのですが、日本での展開がまだ本格的にできていませんでした」と語る。

「グループ3及びグループ3+という良質なグレードのオイルをベースに独自のレシピで完成したエンジンオイルです。特に愛車にこだわりをお持ちの方も多数来場されるオートモビルカウンシルに来場される方にまず知っていただいて、一度試して頂ければきっと違いはお分かりいただけると思います」と、田中社長は胸を張る。

塗布すると、右のカップ内のように発泡スチロールのボールがきれいに落ちる。静電気が帯びない。乗り心地、パフォーマンス、燃費など広く効果を発揮するという。塗布すると、右のカップ内のように発泡スチロールのボールがきれいに落ちる。静電気が帯びない。乗り心地、パフォーマンス、燃費など広く効果を発揮するという。

イタリアの名門チーム、ランボルギーニ・スクアドラ・コルセでも採用実績があり、日本のSUPER GTでもAudi Hitotsuyama Racingでのテクニカルアドバイザーも務めるなど、 卓越したクオリティ、プロは選択しだしているオイルなのだという。今後の展開が楽しみなオイルだ。

《中込健太郎》

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