中国新車販売11.3%減、日系首位のトヨタは7.2%増 2019年第1四半期

トヨタ・カローラハイブリッド
トヨタ・カローラハイブリッド全 3 枚

中国汽車工業協会は4月12日、中国における2019年第1四半期(1~3月)の新車販売の結果を発表した。商用車と輸出を含めた総販売台数は、637万2000台。前年同期比は11.3%減と、2桁の落ち込みとなった。

日系メーカーの首位はトヨタ自動車。第1四半期は、34万8000台を販売。前年同期比は7.2%増と伸びた。主力セダンの『カローラ』と、兄弟車の『レビン』が販売の中心だ。

日系2位は、日産自動車。第1四半期は過去最高の34万3748台を販売した。前年同期比は2.3%増。小型セダンの『シルフィ』をはじめ、SUVの『エクストレイル』、『キャシュカイ』の販売が堅調だった。

日系3位のホンダは第1四半期、33万5134台を販売。前年同期比は11.4%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。広汽ホンダでは、セダンの『アコード』と『クライダー』、コンパクトカーの『フィット』の販売が伸びた。東風ホンダでは、SUVの『CR-V』と『XR-V』、セダンの『シビック』の販売が好調だった。

中国の2018年の新車販売台数は、商用車と輸出を含めて2808万0600台。6年連続で2000万台を突破すると同時に、米国を上回り10年連続で世界一となったものの、前年比は2.8%減と28年ぶりに前年実績を下回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る