メルセデスベンツの新SUV『GLB』、3列で7名乗車が可能…上海モーターショー2019

オフロード性能を追求したデザイン。GLAよりも約400mm背が高い。

3列シートを装備し最大7名が乗車可能。3列シートは床下に格納できる

2.0リットルターボに4MATICの組み合わせ。ダイナミックセレクトで前後の駆動力配分が変わる

メルセデスベンツ・コンセプト GLB(上海モーターショー2019)
メルセデスベンツ・コンセプト GLB(上海モーターショー2019)全 23 枚

メルセデスベンツは4月15日、中国で開催した上海モーターショー2019のプレビューイベントにおいて、『コンセプトGLB』(Mercedes-Benz Concept GLB)を初公開した。

画像:メルセデスベンツ・コンセプト GLB

コンセプト GLBは、近い将来市販されるメルセデスベンツ『GLB』のプレビューモデルだ。GLBはメルセデスベンツの新たなコンパクトSUV。『GLA』と『GLC』の間に位置する新型SUVになる。

オフロード性能を追求したデザイン。GLAよりも約400mm背が高い。

コンセプト GLBのデザインは、メルセデスベンツのSUVらしいものだ。直立したフロントセクションは、前後の短いオーバーハングと同じく、オフロード性能を追求した結果という。ロングホイールベースによって、広い室内空間を追求している。

フロントには、マルチビームLEDヘッドランプを装備した。屋根には、ルーフボックスが組み込まれており、暗いオフロード走行でドライバーを支援するLEDスポットライトも装備された。オフロードタイヤに、バイカラーデザインの17インチホイールを組み合わせる。

メルセデスベンツ・コンセプト GLBメルセデスベンツ・コンセプト GLBコンセプトGLBのボディサイズは、全長4634mm、全幅1890mm、全高1900mm、ホイールベース2829mm。GLA(全長4430mm、全幅1805mm、全高1505mm)に対して、コンセプトGLBはおよそ200mm長く、85mmワイドで、およそ400mm背が高い。

3列シートを装備し最大7名が乗車可能。3列シートは床下に格納できる

インテリアは、最大7名が乗車できる。メルセデスベンツのコンパクトモデルで初めて、サードシートは床下格納式とした。これは、荷室の積載量を増やすために採用されたもの。サードシートは独立した2座席となっており、メルセデスベンツによると、非常用シートではなく2名の乗員に快適な空間を提供するという。

セカンドシートは、背もたれが40対20対40の3分割で折りたたみでき、フラットなスペースが生まれる。2列目シートは、前に90mm、後ろに50mmの最大140mmスライドすることが可能だ。

メルセデスベンツ・コンセプト GLBメルセデスベンツ・コンセプト GLBシートやドアパネルは、ナッパレザーとヌバックレザーを使用し、ブラウンで仕上げられた。オレンジ色のステッチをアクセントにあしらう。ダッシュボードとセンターコンソールのウッドトリムには、クルミ材を用いた。ペダルは、ハニカムパターンで、高い光沢仕上げが特長になる。

ドライバー正面のメーター部分からダッシュボード中央へとつながる大型モニターが特長のデジタルコクピットを採用。フィン型の空調ダクトは、メルセデスベンツの最近の市販モデルに共通するデザインだ。インフォテインメントシステムには、「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザーエクスペリエンス)を採用。「ハイ・メルセデス」と呼びかけると、音声アシスト機能が起動する。

2.0リットルターボに4MATICの組み合わせ。ダイナミックセレクトで前後の駆動力配分が変わる

コンセプトGLBのパワートレインは、「M260」型2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンだ。最大出力は224hp、最大トルクは35.7kgmを引き出す。トランスミッションは、8速デュアルクラッチの「8G DCT」を組み合わせている。

駆動方式は4WDの4MATIC。「ダイナミックセレクト」スイッチを使って、4WDの特性が変えられる。通常の運転状況の「エコ/コンフォート」モードでは、前後駆動力は80対20で配分される。「スポーツ」モードでは70対30。「オフロード」モードでは、全輪駆動クラッチは車軸間の差動ロックとして機能し、前後駆動力配分はバランスの取れた50対50になる。

《森脇稔》

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