ポルシェがSUVクーペ市場に参入、『カイエンクーペ』初公開…上海モーターショー2019

カイエン譲りのパワートレイン。最速仕様は0~100km/h加速3.9秒

クーペボディだけでなくリアのナンバープレート位置もカイエンと異なる

後席は独立2シーターが標準。ベンチシートは無償オプション

ポルシェ・カイエン クーペ(上海モーターショー2019)
ポルシェ・カイエン クーペ(上海モーターショー2019)全 40 枚

ポルシェは4月16日、中国で開幕した上海モーターショー2019において、『カイエンクーペ』(Porsche Cayenne Coupe)を初公開した。

画像:ポルシェ・カイエン クーペ

プレミアムブランドは、相次いでSUVクーペ市場に参入している。競合プレミアムメーカーでは、すでにBMWがSUVの『X5』からクーペの『X6』、『X3』から『X4』、メルセデスベンツがSUVの『GLE』からクーペの『GLEクーペ』、『GLC』から『GLCクーペ』を派生させている。ポルシェもカイエン クーペで、SUVクーペ市場に参入を果たした。カイエン クーペは、ポルシェの主力SUV、『カイエン』の派生モデルだ。

カイエン譲りのパワートレイン。最速仕様は0~100km/h加速3.9秒

カイエンクーペには、カイエン譲りの2種類のガソリンターボエンジンを用意する。「カイエン クーペ」グレードには、3.0リットルV型6気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。最大出力は340ps/5300~6400rpm、最大トルクは45.9kgm/1340~5300rpmを引き出す。「スポーツクロノパッケージ」が標準となり、0~100km/h加速6.0秒の性能を備える。オプションの「軽量スポーツパッケージ」では、0~100km/h加速は5.9秒となる。最高速は243km/hだ。

ポルシェ・カイエン・ターボ・クーペポルシェ・カイエン・ターボ・クーペ「カイエン ターボ クーペ」グレードには、4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。最大出力は550ps/5750~6000rpm、最大トルクは78.5kgm/2000~4500rpmを引き出す。0~100km/h加速は3.9秒、最高速は286km/hのパフォーマンスを実現している。

クーペボディだけでなくリアのナンバープレート位置もカイエンと異なる

ポルシェ カイエン クーペも、BMW X6やメルセデスベンツGLEクーペと同様、ルーフの後部を傾斜させたクーペデザインを採用した。カイエン クーペのボディサイズは、全長4931mm、全幅1983mm、全高1676mm、ホイールベース2895mm。ターボが全長4939mm、全幅1989mm、全高1653mm、ホイールベース2895mmだ。

後部に行くほど傾斜したルーフラインは、カイエン クーペをダイナミックかつスポーティに演出する。また、クーペシルエットを強調するルーフスポイラーが装備される。フロントウインドスクリーンとAピラーは、カイエンよりも低く、全高は20mm低い。専用設計の後部ドアとフェンダーにより、カイエンよりも18mmワイド化。リアのナンバープレートは、カイエンはリアゲートにあるが、カイエン クーペではバンパーに配置される。

ポルシェ・カイエン・クーペポルシェ・カイエン・クーペカイエン クーペは、「PAA」(ポルシェ・アクティブ・エアロダイナミクス)の一部として、新開発のアダプティブリアスポイラーを装備する。格納式のリアスポイラーは、90km/h以上で135mm上方にポップアップし、エアロダイナミクス性能を引き上げる。

オプションで、カーボンルーフを用意する。カーボンルーフは3種類の軽量スポーツパッケージに設定される。軽量スポーツパッケージには、22インチのGTデザインホイールなどをセットした。ターボには、スポーツエグゾーストシステムが装備される。

後席は独立2シーターが標準。ベンチシートは無償オプション

インテリアは、4つのスポーツシートを備える。前席は、ヘッドレスト一体の8ウェイスポーツシートを採用し、優れた快適さと最適なホールド性を追求する。後席は、独立2シーターが標準。ベンチシートは無償オプションで選択できる。全高はカイエンよりも20mm低いが、後席頭上には充分な空間を確保しているという。トランク容量は625リットル(ターボは600リットル)。後席を折り畳むと、最大1540リットル(ターボは1510リットル)に拡大する。ダッシュボードには、最新のデジタルディスプレイが装備される。

カイエン クーペには、大型のパノラマガラスルーフを標準装備する。ローラーブラインドが組み込まれており、日光を遮ることが可能だ。軽量スポーツパッケージでは、クラシックチェックファブリックのシート、カーボン&アルカンターラのアクセントが装備される。

《森脇稔》

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