日ドイツ両政府、関係機関が自動走行関連AIの研究開発などで協力強化で合意

石川昭政経済産業大臣政務官とアニヤ・カルリチェク独連邦教育研究大臣がAI開発の共同声明に署名
石川昭政経済産業大臣政務官とアニヤ・カルリチェク独連邦教育研究大臣がAI開発の共同声明に署名全 1 枚

石川経済産業大臣政務官とカルリチェクドイツ連邦教育研究大臣は16日、両国の主要なAI研究機関である産業技術総合研究所とドイツ人工知能研究センターの連携を強化し、高度なAIの開発を加速するための共同声明に署名した。経済産業省が4月17日に発表した。

両国の主要なAI研究機関である産業技術総合研究所とドイツ人工知能研究センターは、2017年に覚書を締結し、自動走行関連AI技術の研究開発や、高度な「共進化AI」の実現に向けた検討、具体的な取り組みを開始している。

今回、両機関の連携をさらに強化し、AIの開かれた国際市場を開拓するため、経済産業省とドイツ連邦教育研究省(BMBF)が「高度なAI研究開発の推進における日独協力に関する共同声明」の署名式を、4月16日にドイツ大使館で開催し、石川経済産業大臣政務官とカルリチェクドイツ連邦教育研究大臣が署名した。

共同声明では、まずAI分野における急激な技術の発展を踏まえ日独二国間協力の必要性を確認した。その上で、自動走行関連AI技術の研究開発や、高度なAI技術として、人とAIが相互に影響し合う中で、互いに知識を高め、共に進化する「共進化AI」という新たな概念の実現に向けて検討することを歓迎。

AI分野で両国の機関が連携を更に推進するとともに、両機関の協力によって得られたAI技術を世界市場に広く実装するために努力していくとしている。

《レスポンス編集部》

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