住友商事、米国で自動運転建機のレンタル事業化に向けてスタートアップと提携

ビルトロボットの装置を取り付けた自動建機
ビルトロボットの装置を取り付けた自動建機全 2 枚
住友商事は4月25日、米州住友商事傘下の大手建機レンタル会社サンステートエクイップメントを通じて、建機の自動化装置を開発するスタートアップのビルトロボティクス(BR)と自動化建機レンタル事業で覚書を締結した。

覚書の締結でサンステートとBRは、2020年中を目途に、BRの自動化装置を取り付けた建機を、サンステートの特定顧客に対してレンタル商品として提供するサービスを開始する計画。

BRは、無人で掘削・積込・運搬などの作業を行う「建機の自動操業」を目指して、後付け型の自動化装置を開発するスタートアップ。多くの労働者や車両が作業する建設現場に導入できるよう、作業員、障害物、その他の車両を検知し、衝突を回避し、緊急時には遠隔操作で停止する機能、設定区域内でのみ稼働する機能などを搭載して安心・安全な自動化を目指している。

住友商事グループは、これまで培った事業にデジタルテクノロジーを掛け合わせて既存ビジネスの高度化、新規ビジネス創出、ビジネスモデル変革を図るデジタルトランスフォーメーションを推進している。今回の取り組みのこの一環。今後も革新的な技術を保有するスタートアップへの投資、企業が保有する技術の活用を通じて、社会のニーズの変化や抱える課題解決に取り組む方針。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る