5200台のバイクが大集合! 愛車でサーキットクルージングも…BIKE! BIKE! BIKE! 2019

サーキットクルージング(BIKE! BIKE! BIKE! 2019)
サーキットクルージング(BIKE! BIKE! BIKE! 2019)全 32 枚

ゴールデンウィーク初日の4月27日、鈴鹿サーキットを舞台にした参加型バイクイベント「BIKE! BIKE! BIKE! 2019」が開催された。

同イベントが最初に開催されたのは2012年で、今年は8回目。2014年から国際レーシングコースを参加者自身のバイクで走行できる「サーキットクルージング」を始めると、ベテランからビギナーまで気軽に参加できるイベントとして人気を集め、年を経るごとに参加者が増加。今年は5500枚の前売チケットが完売、参加台数は5200台にのぼった。

サーキットクルージングは、一回につき250台がグランドスタンド前に隊列を組んでスタートし、鈴鹿サーキットのフルコース(約6km)を2周するもの。最高速度は70km/hまでなので、ちょうど一般道をマスツーリングする感覚に近い。これを15分間隔で、途中お昼に1時間の休憩をはさみ、17時まで繰り返し行う。そして最後に排気量125cc以下のバイクを含めて40km/h以下でフィナーレパレードを行うというものだ。

当日はゲートオープンの6時半から参加者のバイクが続々と集まり、8時過ぎにはパドック駐車場を埋め尽くすほどに。バイクはスーパースポーツからクルーザーまで新旧さまざま。ちなみに参加できる車両は、公道走行が可能なナンバー付バイクで、タンデム走行も可能だ。

京都から参加した女性ライダーの鈴木さんは、バイクに長年憧れ続けて4年前、ついに大型二輪免許を取得。去年に続いて友人と一緒に愛車のヤマハ『YZF-R1』で参加した。「サーキットを気軽に楽しめる貴重な機会で、今年も楽しみにしていました」。

ホームストレートでスタートを待っていた今井さんの愛車は、USカワサキが1978年と79年に限定販売した『Z1-R ターボ』のフルカスタム車。今回はネットでたまたまイベントのことを知り、東京から自走で参加したという。

イベントの終盤、フィナーレパレードの開始を待っていたのは、ホンダの『モトコンポ』で参加した谷本さんと友人のMさん。125cc以下(モトコンポは50cc)なのでフィナーレパレードしか走行できないが、このためだけに広島からクルマ(ホンダ『シティ』ではないとのこと)にモトコンポを積んでやってきたという。黄色と赤の2台のモトコンポは、マーシャルの合図と共に、エンジン音を元気いっぱいに響かせて夕闇迫るコースに飛び出していった。

《丹羽圭@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. VWの高性能小型EV『ID.3 GTX』、2代目ゴルフに着想の「FIRE+ICE」限定発売へ
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. ダイハツの新型『ムーヴ』が絶好調!「スライドドア化は正解」「やるじゃんダイハツ」と評価の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る