BMW『2シリーズ』に設定される5ドアクーペモデル、『2シリーズ グランクーペ』開発車両をビデオが捉えた。
同モデルはティザーイメージが1点公開されているが、実車の走りを捉えたのは初めてだ。現在、メキシコと中国で『1シリーズ セダン』が発売されているが、こちらが「UKL」プラットフォームを採用しているのに対し、「2シリーズ グランクーペ」は新世代「FAAR」プラットフォームを採用しているため、異なったテイストとなっている。
カモフラージュは厳重だが、滑かなルールラインやコンパクトなトランクリッドスポイラーが見てとれる。またティザーイメージでは、これまで見たことのないスポーティなLEDテールライトが確認できるほか、リアクォーターウィンドウには「ホフマイスター・キンク」デザイン(ウィンドウ隅が鋭角にキックアップされている)とは異なる新デザインが採用されているのもわかる。
パワートレインは、エントリーモデルに最高出力142psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンを配置。その上には、最高出力150psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジン、頂点には、最高出力306ps、最大トルク450Nmを発揮する、2リットル直列4気筒ターボの『M240i』を設定、「xDrive」全輪駆動システムが搭載される。
BMW 2シリーズ グランクーペ プロトタイプさらに、1.5リットル直列3気筒ターボ+電気モーターのプラグインハイブリッドが設定される可能性が高く、最高出力は140ps程度となりそうだ。
ワールドプレミアは11月のロサンゼルスモーターショー2019が濃厚だ。
2シリーズ グランクーペ ティザーイメージ