GMが自動運転車の開発を促進、ホンダとソフトバンクがGM子会社に追加出資

GMの自動運転プロトタイプ車。シボレー・ボルトEVがベース
GMの自動運転プロトタイプ車。シボレー・ボルトEVがベース全 2 枚

GMの自動運転車の開発部門、クルーズ社は5月7日、ホンダやソフトバンクなどから11億5000万ドルの追加出資を受けた、と発表した。

GMは2016年、米国のクルーズ社(当時はクルーズ・オートメーション社)を買収すると発表した。クルーズ・オートメーション社は2013年、米国カリフォルニア州サンフランシスコに設立されたベンチャー企業で、ソフトウェアの開発を手がけるエンジニアが在籍している。

GMがクルーズ・オートメーション社を買収したのは、自動運転車の開発を強化するのが狙い。クルーズ・オートメーション社のソフトウェアのスピーディな開発力を導入し、自動運転車の実用化に向けたペースを早めていく。

買収後の会社名は、クルーズ社とした。2019年1月には、GMのダン・アンマン社長が、クルーズ社の新CEOに就任した。クルーズ社は40人の従業員で創業したが、現在では1000人以上を抱える自動運転分野のリーダー的企業に成長。ホンダとソフトバンクから、出資も受け入れている。

クルーズ社は今回、ホンダとソフトバンクなどから、11億5000万ドルの追加出資を受けたと発表した。この資金を活用して、自動運転車の開発を促進する。クルーズ社のダン・アンマンCEOは、「大規模な自動運転車の開発と導入は、今の世代の技術的課題」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  5. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る