子供を交通事故から守る取り組み---全国の警察に通達 警察庁

通学路(イメージ) (AC)
通学路(イメージ) (AC)全 2 枚
滋賀県大津市の交差点で、追突した車両が信号待ちしていた園児や保育士に突っ込み、2人が死亡する事故が発生したことなどを受けて、警察庁は5月13日、子供を交通事故から守るための二次点検プロセスの推進を全国の警察に通達した。

信号機のある交差点で、右折しようとする乗用車と直進しようとする乗用車が出会い頭に衝突し、その衝撃により、直進しようとした普通乗用車が交差点の歩道上で信号待ちをしていた幼児をはねる交通死亡事故が発生した。

各都道府県警察では、次代を担う子供のかけがえのない命を社会全体で交通事故から守るため、危険箇所を発見するための二次点検プロセスを推進してきた。

今回、子供が巻き込まれる事故が相次いで発生していることから、警察庁は過去5年間、子供が当事者となった交差点での重大事故のうち、一次点検で道路交通環境の改善を図ることとなったものを、2019年度の二次点検プロセスの対象とする。同時に、道路管理者と連携して幼稚園や保育園に通う幼児の安全を確保する対策の必要性について検討・実施するなど、子供を交通事故から守るための二次点検プロセスを適切に推進し、交通安全の確保に向けた道路環境の改善に取り組むよう各都道府県警察に求めている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. 「国内にもガソリンターボを!」直6ターボ×黒アクセントのマツダ『CX-90』に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る