ホンダ、クラリティPHEV や モバイルパワーパックなど紹介予定…人とくるまのテクノロジー2019

ホンダ ブースイメージ
ホンダ ブースイメージ全 1 枚

ホンダは、5月22~24日にパシフィコ横浜で開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2019横浜」に出展、「移動」と「暮らし」の喜びを提供する最新電動化技術を紹介する。

「移動」では、高い環境性能と上級セダンの魅力を兼ね備えたプラグインハイブリッド車『クラリティPHEV』を紹介。2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」や、電動コンポーネントの性能向上技術など、EV走行駆動力を大幅に高め、EV走行の持続範囲を大幅に伸ばした技術を紹介する。

また、スタイリッシュな外観とコンパクトな電動パワーユニットを搭載した原付二種電動二輪車『PCXエレクトリック』を展示。力強くスムーズな発進と軽快な登坂を実現する新開発IPM(Interior Permanent Magnet)構造のコンパクトモーターや、2種類の充電方式を可能とする着脱式バッテリー「モバイルパワーパック」などを紹介する。

一方「暮らし」では、太陽光発電や風力発電など、地球環境にやさしい再生可能エネルギーを、 必要な場所で必要な時に手軽に使える技術として、電動二輪車PCXエレクトリックも採用するホンダモバイルパワーパックを紹介する。

モバイルパワーパックは、自然由来のエネルギー等を貯蔵し、必要なときにそのエネルギーを取り出すことができる、可搬式バッテリー。電動モビリティから家電まで、生活に必要な電気機器の電源として、多様なシーンで活用できる。フィリピンでは風力発電で創出したクリーンエネルギーをモバイルパワーパックに蓄電し、モビリティや家電の電源として活用する取組みを展開中。またインドネシアではすでに街中に充電ステーションユニットを設置。電動二輪車のバッテリーシェアリングを実施している。

ホンダモバイルパワーパックエクスチェンジャーは、複数のモバイルパワーパックを同時充電できる充電ユニット。街中で電動小型モビリティ利用者へ交換用モバイルパワーパックを供給し、余剰電力をモバイルパワーパックに蓄電することで電力利用の効率化に貢献。また、モバイルパワーパックとの組み合せにより、モビリティ用途の充電だけでなく、非常時の電源、家庭内での生活に必要な機器電源として利用できる。さらに、「軽快、アクティブ」をテーマとした、モバイルパワーパック搭載の新しいパーソナルモビリティコンセプト「ESMOコンゼプト」を紹介する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
  2. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  3. レクサス『RX』米2026年モデルに「アピアランスパッケージ」新設定
  4. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  5. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る