エアコンのイヤな臭いの元、「カビ」を絶つ---新たな洗浄法に注目

車のエアコンから「イヤな臭い」がしたときの対処法!…フィルター交換、エバポレーター洗浄
車のエアコンから「イヤな臭い」がしたときの対処法!…フィルター交換、エバポレーター洗浄全 8 枚
気温、湿度が徐々に上がってきて、クルマに乗り込むとともにスイッチに手を伸ばすことが増えてきたカーエアコン。ところが、吹き込んできたのは少し鼻につくイヤな臭い…。

そんな時こそプロショップを頼りたいものだが、実は数多あるショップの全てで、症状に合わせた的確な説明・整備を施してくれるとは限らない。

ユーザー側で何も情報を持たず「臭いので直してください」の一言でクルマを預けると、臭いの原因はそのままに一時的な処置だけが施され、「お金は払ったのにイマイチ改善されない」「一度は改善されたけどすぐに臭くなった」なんてことも起こり得てしまうのだ。




◆自分でもできるフィルター交換


実はエアコンの臭いの原因となっているのは主に「カビ」。そして、そのカビの温床として知っておきたい代表的なところが次の2カ所だ。

・エアコンフィルター
・エバポレーター

臭いが気になった時、まずは手軽に処置できる対処法としてエアコンフィルターを点検したい。空気の取り込み口で不純物をろ過する役割を担っているので、日常的に埃やチリ、花粉などが溜まりやすい。



そのため定期的な交換がオススメで、ショップにも依頼できるが、DIYでも比較的安く簡単に交換可能だ。カー用品量販店やインターネット通販で手軽に購入でき、最近では活性炭など消臭成分を配合したものや花粉・PM2.5の除去に対応したタイプも流通しているので、愛車に合うフィルターを自身で探してみるのもアリだろう。


◆走行距離が長いクルマはチェックしたいエバポレーター


定期的に手軽に交換できるフィルターの一方、難敵なのがエバポレーターだ。室内に送る空気を冷やす金属製のパーツで、冷却時に水滴が付着する構造のため長年の使用で汚れやカビの付着が避けられない。例えば走行距離が10万kmを超え、エバポレーターが汚れてしまったクルマは、いくらフィルターを綺麗にしてもカビの臭いを完全には除去できないのだ。



このエバポレーターで悩ましいのが、これまで「スプレー式洗浄剤を吹きかける」「取り外して洗浄」の主に2つしか洗浄手段がなかったことだ。スプレー洗浄は、施工できるショップも多く安価だが、汚れを完全に落とすことが難しい。

一方、取り外しての洗浄はクルマの分解作業を伴うためハードルが高く、作業料も10万円~といった金額に。ショップによっては分解作業を受けておらず、エアコンの臭いを相談しても「エバポレーター」という言葉すら耳にしない可能性もある。

そんなエバポレーターの洗浄において、最近新たなサービスが注目を集めている。それが、独自の機材を用いたエバポレーター洗浄サービス「空気の洗車屋さん」だ。



分解作業を要しないため2万5000円~(会員価格)と比較的安価ながら、エバポレーターに直接薬剤を噴霧して汚れを浮かせてから高圧洗浄機で洗浄することで、スプレー式に比べて高い洗浄効果を発揮。これまでなかなか手がつけづらかったエバポレーターだけに、走行距離が長いクルマのオーナーはもちろん、高級中古車店からも需要が高まっているそうだ。





フィルターでもエバポレーターでも、カビが臭いの原因の場合、いくら消臭・芳香剤を置いても、イオン脱臭やルームクリーニングを施しても効果は限定的。さらに、臭いに加えて効きも悪い場合は、エアコンガスの漏れ・不足やコンプレッサー不良など、原因を複合的に考える必要もある。

こうしたクルマの病症にきっちり対処してくれるのが信頼できるプロショップ。対処療法ではなく不快の原因を根本から取り除き、じめっとした季節でも快適なカーライフを手に入れよう。

車のエアコンから「イヤな臭い」がしたときの対処法!…フィルター交換、エバポレーター洗浄

《カーケアプラス編集部@相原駿》

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