NTN、等速ジョイントをインドネシア現地企業と合弁生産

NTNとIPGの調印式(左からIGPのBudi Pranadi副社長、Kusharijono社長、NTNの井上博徳副社長)
NTNとIPGの調印式(左からIGPのBudi Pranadi副社長、Kusharijono社長、NTNの井上博徳副社長)全 3 枚

NTNは5月24日、インドネシアの自動車市場で需要が拡大するFF車に向けて等速ジョイントの供給体制を拡大するため、アストラグループのInti Ganda Perdana(IGP)とジャワ島西部・カラワン地区に、等速ジョイントを製造する合弁工場を新設することで合意したと発表した。

合弁会社「アストラNTNドライブシャフトインドネシア」を新設する。資本金は1200億ルピアで、IGPが51%、NTNが49%出資する。

インドネシアでは環境規制強化を背景に、車軸懸架(リジッドアクスル)方式のFR車から、FF車へのシフトが加速している。これに伴ってFF車に必要不可欠な駆動部品である等速ジョイントの需要拡大が見込まれている。

今回、IGPとインドネシア市場における現地生産の必要性と、販売・シェア拡大という目的が一致し、等速ジョイントを合弁生産することで合意した。

2020年8月の量産開始を目指して工場の建設を進める。NTNにとってインドネシアでの現地生産は初めてで、顧客対応の迅速化と納入リードタイムの短縮を図り、インドネシア自動車市場におけるプレゼンス向上と、等速ジョイントシェア確保を目指した事業展開を進める。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
  3. アキュラが新型EV『RSX』プロトタイプを発表…新世代ホンダEVプラットフォーム
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る