BMW C650GT など、リアブレーキホースが損傷するおそれ…対策品不具合発覚で再リコール

BMW C650GT(2012年)
BMW C650GT(2012年)全 2 枚

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は5月28日、メガスクーターBMW『C650GT』などのブレーキホースに不具合があるとして、国土交通省に再リコール(回収・無償修理)を届け出た。

同社は2016年2月18日、すでにリコールを届け出ているが、対策品に不具合が判明したため、対象範囲を拡大し再度対策を行う。

前回のリコールでは、『C600S』と『C650GT』の2車種のみが対象だったが、今回、『C650スポーツ』を追加。2012年2月24日から2015年4月29日までとしていた製造期間も2018年8月22日までに拡大。対象台数は前回の1288台から2482台となった。

不具合の要因は、フロントブレーキホースとパイプとのかしめ部の形状が不適切なため、ブレーキホースが過大に屈折することがあるというもの。そのため、繰り返しの負荷によりブレーキホースが損傷し、最悪の場合、ブレーキオイルが漏れ、制動力が低下するおそれがある。

改善措置として、全車両、対策品のブレーキホースに交換する。

不具合は2件発生、事故は起きていない。市場およびドイツ本国からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る