アウディ、41車種5万4000台に改善対策 エンジンスイッチで指先負傷のおそれ

改善箇所
改善箇所全 1 枚

アウディジャパンは5月29日、2007年7月10日から2013年10月21日に輸入した41車種5万4606台について、エンジン始動/停止スイッチで指先を負傷するおそれがあるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。

エンジン始動/停止スイッチにて、表面に記載されている文字の字体が不適切なため、手汗などの油脂成分が付着すると、表面に施されたクロームコーティングの接着性が低下し、コーティングの一部が剥がれるものがある。そのため、スイッチを操作する際に文字の鋭角部分に触れると、指先を負傷するおそれがある。

改善措置として全車両、エンジン始動/停止スイッチの文字の字体を点検し、対象となるものは対策品と交換する。

不具合は85件発生。市場からの情報および国土交通省からの指摘により、改善対策を届け出た。

なお、対象車種は以下の通り。

●A1シリーズ
A1 1.4/90kw

●A3シリーズ
A3スポーツバック 1.4 TFSI 90kw
A3スポーツバック 1.8 TFSIクワトロ

●A4/S4シリーズ
A4 1.8 TFSI
A4 2.0 TFSI
A4 2.0 TFSIクワトロ
A4 3.2クワトロ
A4アバント 1.8 TFSI
A4アバント 2.0 TFSI
A4アバント 2.0 TFSIクワトロ
A4アバント 3.2クワトロ
S4
S4アバント

●A5/S5シリーズ
A5 2.0 TFSIクワトロ
A5 3.2クワトロ
A5スポーツバック 2.0 TFSIクワトロ
A5カブリオレ 2.0 TFSIクワトロ
A5カブリオレ 3.2クワトロ
S5
S5スポーツバック
S5カブリオレ

●A6/S6シリーズ
A6 2.8クワトロ
A6 3.0 TFSIクワトロ
A6ハイブリッド
A6アバント 2.8クワトロ
A6アバント 3.0 TFSIクワトロ
S6
S6アバント

●A7/S7シリーズ
A7スポーツバック3.0 TFSIクワトロ
S7スポーツバック

●Qシリーズ
Q3 2.0 TFSIクワトロ
Q3 2.0 TFSIクワトロ 125kw
Q5 2.0 TFSIクワトロ
Q5 3.0 TFSIクワトロ
Q5ハイブリッド
SQ5
Q7 3.0 TFSIクワトロ
Q7 3.0 TFSIクワトロ エアサス
Q7 3.6クワトロ
Q7 3.6クワトロ エアサス
Q7 4.2クワトロ
Q7 4.2クワトロ エアサス

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る