アンシスジャパン、エンジニアリング向けクラウドサービスの提供開始

アンシスクラウド解析結果
アンシスクラウド解析結果全 4 枚

アンシス・ジャパンは、今年2月に海外6拠点で開始したエンジニアリング向けクラウドサービス「アンシスクラウド」について、日本国内でもサービスを開始したと発表した。

アンシスクラウドは、マイクロソフト「Azure」による生産性の高いクラウドコンピューティングサービスと企業向けのセキュリティを実現する暗号化方法を組み合わせて、堅牢かつ安全にシミュレーションを実行できるクラウド環境。これまで大規模なエンジニア企業にしかできなかったシミュレーションスループットを中小企業でも実現できるほか、自社運用のHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)を持つ大企業は、自社システムフル稼働時に、アンシスクラウドを利用してピーク需要に対応できる。

アンシスクラウドを利用することで、有限要素法解析ソフトウェア「ANSYS Mechanical」や、CFDシミュレーションソフトウェア「ANSYS Fluent」内から直接クラウド内のオンデマンドHPCに迅速かつ簡単にアクセス可能。エンジニアは別途設定を行うことなく、各自のデスクトップから直接アンシスクラウドにアクセスすることができる。

アンシスクラウドを利用することで、より短時間かつ小さなITリソースで、忠実度の高いシミュレーション結果を取得し、限られた時間の中でより多くの設計バリエーションの評価が可能。これにより、優れた製品設計およびビジネスの機敏性の向上につながり、結果として売上増加を図ることができる。

アンシス・ジャパンは、エンジニアリングシミュレーションの活用拡大を通じて、組織がより効率的で高速かつスマートな製品をより短時間で市場化できるよう、支援に取り組んでいく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  4. 山陽道・福山SAにガシャポン専門店、中国地方初 7月18日オープン
  5. 「効き」の違いが分かる!プロが教えるLSDベストセッティング入門~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る