フェラーリ モンツァSP1、独デザイン賞ベストオブベスト…レッドドット

フェラーリ・モンツァ SP1
フェラーリ・モンツァ SP1全 7 枚

フェラーリは6月4日、『モンツァSP1』(Ferrari Monza SP1)が、世界的なデザイン賞の「レッドドットアワード・プロダクトデザイン2019」において、最高賞の「ベストオブザベスト」に選出されたと発表した。

レッドドットアワードは、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催している世界的な格式の高いデザイン賞だ。世界各国から応募された幅広いカテゴリーの工業製品の中から、デザインの革新性、機能性、人間工学などの9つの基準に基づき審査を行い、卓越したデザイン性をもつ製品を選出する。

モンツァSP1は、フェラーリの新たなコンセプトの限定スペシャルシリーズ、「イーコナ(Icona)」の第1弾だ。イーコナは、フェラーリの歴史の中でも、とりわけ刺激的な存在を示した車両をモチーフとし、特別な顧客やコレクターに向けて展開する新しいセグメントのスペシャル限定シリーズ。1950年代のバルケッタをモチーフにしており、ウインドスクリーンがないスピードスターとした。

モンツァSP1は、ステアリングホイールを握るドライバーに、独特のエクスペリエンスをもたらす妥協のないシングルシートロードカーとして設計された。広範囲にわたってカーボンファイバー素材を使用。フェラーリ『812スーパーファスト』の車台をベースに、専用デザインのヘッドライト、テールライト、ホイール、インテリアなどを採用した。ボディサイズは、全長4657mm、全幅1996mm、全高1155mmだ。

6.5リットルV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力810ps/8500rpm、最大トルク73.3kgm/7000rpmを獲得する。車両重量は1500kg。0~100km/h加速2.9秒、0~200km/h加速7.9秒、最高速300km/h以上のパフォーマンスを実現している。

《森脇稔》

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