ジャガー、デザイントップが7月に交代へ…新世代モデル手がけたカラム氏はアンバサダーに

ジャガーI-PACEがワールド・カーオブザイヤー2019を受賞して喜ぶカラム。
ジャガーI-PACEがワールド・カーオブザイヤー2019を受賞して喜ぶカラム。全 6 枚

ジャガーカーズ(Jaguar Cars)は、7月1日付けでジュリアン・トムソン氏をデザイントップに起用すると発表した。20年間、ジャガーのデザインを率いてきたイアン・カラム氏は退任し、ブランドアンバサダーに就任する。

ジュリアン・トムソン氏は、ジャガーのクリエイティブデザインディレクターとして、将来のジャガーブランドの方向性を担うデザイン戦略を指揮してきた。2000年にジャガーに入社して以来、現行ラインアップ全てのデザインコンセプトの開発を統括している。

トムソン氏は、フォードモーターで自動車業界のキャリアをスタートさせ、その後ロータスデザイン社でデザイン責任者を務めた後、フォルクスワーゲングループのコンセプトデザインセンターにおいて、エクステリアデザインの責任者を務めた。

一方、イアン・カラム氏は、1999年にジャガーに入社以来、クリエイティブデザインチームを結成し、新たなデザインフィロソフィを確立してきた。同氏が手がけたプロダクトの中には、新世代モデルとなる2シーターのピュアスポーツカー『F-TYPE』、スポーツサルーンの『XE』、ラグジュアリーサルーンの『XF』と『XJ』、ジャガー初のパフォーマンスSUVの『F-PACE』、コンパクトSUVの『E-PACE』、初のEVの『I-PACE』などがある。

ジャガーF-PACEを監督した当時のカラム(2015年)ジャガーF-PACEを監督した当時のカラム(2015年)

《森脇稔》

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