スズキ アルトワークス、34年の歴史…前史と中抜けアリ[フォトレポート]

1985年、アルトターボ
1985年、アルトターボ全 18 枚

スズキの軽四輪車『アルト』が初代の誕生から40年を迎えた。アルトにはスポーティな兄弟車として「アルトワークス」が設定されている。“ワークス”の初代は第2世代アルトに設定され、1987年に発売された。

2代目アルトは1984年の発売だが、85年に「アルトターボ」、86年に「アルトツインカム12RS」といったホットバージョンが設定されていた。初代ワークスの登場から1年半、88年9月にアルトはフルモデルチェンジされ、このときからアルトワークスは標準型アルトと同時にモデルチェンジするようになる。アルトの特別仕様から兄弟車的なポジションを占めるようになった。

しかし98年に5代目アルトと同時に発売された4代目を最後に、アルトワークスはいったん市場から撤退する。ながらくアルトに高性能バージョンは設定されてこなかったが、2015年、8代目アルトに「アルトターボRS」が設定され、ついに同年12月、5代目アルトワークスが登場した。1987年、初代アルト ワークス1987年、初代アルト ワークス

アルトワークスの歩み
1979年5月:初代アルト発売
1987年2月:初代アルトワークス発売。軽自動車初のツインカムターボエンジン搭載
1988年9月:3代目アルト、2代目アルトワークス発売
1994年11月:4代目アルト、3代目アルトワークス発売
1998年10月:5代目アルト、4代目アルトワークス発売
2004年9月:6代目アルト発売
2009年12月:7代目アルト発売
2014年12月:8代目アルト発売
2015年3月:アルトターボRS発売
2015年12月:5代目アルトワークス発売2015年、5代目アルトワークス2015年、5代目アルトワークス

《高木啓》

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