モーガンが新型スポーツカー向け車台を発表へ、BMWのV8搭載車の後継…グッドウッド2019

モーガンの新型スポーツカーの車台
モーガンの新型スポーツカーの車台全 5 枚

モーガンモーターカンパニー(Morgan Motor Company)は6月28日、英国で7月4日に開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019」において、新型スポーツカー向けに新開発した車台を初公開すると発表した。

モーガンモーターカンパニーは1908年、ハリーHFSモーガン氏によって英国ウスター州に設立され、スポーツカーを少量生産している。主力車種の『プラス8』は、1968年から2004年まで生産されていた2シーターのロードスターだ。2012年春、ジュネーブモーターショー2012では、プラス8が8年ぶりに復活を果たした。

復活したプラス8のハイライトは、エンジンだ。旧ローバー製に代わる4.8リットルのV型8気筒ガソリンユニットは、BMW製がベースで、最大出力367hpを発生する。スポーツエグゾースト仕様は、最大出力が390hpだ。車両重量は1100kgに抑えられ、0~100km/h加速4.5秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を持つ。

モーガンモーターカンパニーは、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019において、新型スポーツカー向けに新開発した車台を初公開する。この新型スポーツカーは、最終モデルを限定50台販売して生産を終了するプラス8の実質的な後継モデルになる。

また、この新型スポーツカーは、ワイドボディが特徴になる。アルミ製プラットフォームに新たなパワートレインを搭載する。シャーシの剛性を2倍に引き上げ、新パワートレインとの組み合わせによりモーガン史上、最もダイナミックな量産車に仕上げることを目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る