ドローンを活用して鉄道施設を点検…JR九州が「空のインフラ」を活用して数年以内に実用化へ

ドローンを使った鉄道施設点検実験の様子。
ドローンを使った鉄道施設点検実験の様子。全 1 枚

JR九州は7月12日、無人航空機(ドローン)とAIを活用した鉄道施設の点検ソリューションを開発したことを明らかにした。

これは共同開発者である株式会社A.L.I.Technologiesが持つ特許群「空のインフラ」技術を、鉄道施設の画像解析技術や枯木の早期発見技術などと融合させることで、施設点検の効率化・高度化を実現しようというもので、2017年から開発・実験に取り組んできた。

2者はこれらに加えて安全管理など各種オペレーション改善へ向けた開発も行なっており、数年以内の運用開始を目指すとしている。

ドローンを活用して鉄道施設の点検を行なう取組みとしては、近畿日本鉄道(近鉄)が2018年2月からKDDIの携帯通信網を活用して開始している。

また、JR九州ではゼンリン、イームズロボティクスと共同で、豊肥本線の線路上で測位衛星を活用したドローンの飛行実験を行なっている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
  3. アキュラが新型EV『RSX』プロトタイプを発表…新世代ホンダEVプラットフォーム
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る