トヨタの欧州ハイブリッド車販売が過去最高 RAV4 や C-HR が貢献…2019年上半期

トヨタRAV4ハイブリッド 新型(欧州仕様)
トヨタRAV4ハイブリッド 新型(欧州仕様)全 5 枚
トヨタ自動車(Toyota)の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは7月10日、2019年上半期(1~6月)の欧州市場におけるトヨタブランドのハイブリッド車の販売結果を発表した。総販売台数は過去最高の27万5300台。前年同期比は18%増と大きく伸びた。

車種別の販売実績では、クロスオーバー車の『C-HR』のハイブリッドが上半期、7万0284台を売り上げ、トヨタの最量販ハイブリッド車に。前年同期比は34.2%増と伸びる。C-HRの全販売台数のおよそ89%を、ハイブリッドが占める人気を示した

『ヤリス・ハイブリッド』(日本名:(『ヴィッツ・ハイブリッド』に相当)は上半期、6万6366台を販売。前年同期比は0.1%増と微増ながら、引き続き前年実績を上回った。

『カローラ・ハイブリッド』は上半期、5万7665台を販売した。ハッチバック(日本名:『カローラスポーツ』に相当)と、ワゴンの「ツーリング」が用意される。

また、SUVの『RAV4ハイブリッド』は上半期、5万2304台を販売した。前年同期比は40.6%増と、新型効果で大幅に増加している。

以下、『プリウス』が前年同期比52.3%減の2702台と、引き続き減少した。『プリウス+』(日本名:『プリウスα』に相当)は、38%増の6950台と、好調を維持している。

上半期のトヨタの欧州新車販売に占めるハイブリッド車の割合は、西欧が前年同期プラス5ポイントの60%、東欧がプラス13ポイントの24%。市場全体では、プラス6ポイントの51%を占めている。

《森脇稔》

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