マツダOBが腕を振るう食堂「有宝」…マツダ体育館の前で40年、ラーメンがおススメ

まずは表の看板でもおススメで出ていたラーメン。
まずは表の看板でもおススメで出ていたラーメン。全 8 枚

広島市南区、マツダ体育館の真ん前にある食堂「有宝」は地元の人が口々においしいと教えてくれた店だ。

【画像全8枚】

タミヤグランプリの広島大会が開催されるというので、マツダ体育館を訪れたところ。運営スタッフや、タミヤの関係者まで、前のラーメンはうまいと言うので、お邪魔することにした。

カウンターと小さなテーブルがあるだけの小さなお店。店の扉を開けると、すでに大会運営スタッフの人も食事をしていた。国道から少し奥まっているにもかかわらず、そのほかにも来客があり、店内は混み合っている。店の看板でもおススメと出ているのでとりあえずラーメンを注文。

しばらく待つと、シンプルながらいい香りのラーメンが供される。醤油味の博多とんこつラーメン。成り立ちを簡単に言えばそんな雰囲気だが、変な臭みもなく、やさしい味わい。チャーシューなども丁寧に仕込まれている感じ。擦った白ごまが載るがこれがまたいいアクセントになっていた。

くどさもなく、他にも目移りするほどの魅力的なメニューの数々が用意されているこちらのメニューから、何か頼んだ後で食べても食べられるのではないか。そんなやさしさのある味のするラーメンだった。

府中大川を挟んだ両岸はマツダの敷地。目の前のマツダ体育館では、今回のタミヤグランプリばかりではなく、6月のオープンデーなど、外部に開かれたイベントも少なくない。そんな機会に訪れた人の間でもここの評判が広まっているようだ。

「お父ちゃんは昔マツダにいて、そのあとはここで40年間小さいお店をやってます。皆さんに来ていただけるのはありがたいですね」とおかみさん。なるほど、今でも入り口の近くにコスモスポーツのミニカーが飾られていた。

《中込健太郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 60fpsの超滑らか映像、“全部入り”純正ミラー交換型デジタルルームミラーが登場
  2. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  3. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 次期『Sクラス』はこの顔? メルセデスベンツ『ビジョン・アイコニック』発表…大型2ドアクーペ提案
  5. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る