瀬戸内エリアで観光型MaaS、JR西日本など実証実験 10月から開始

尾道のネコ
尾道のネコ全 6 枚

西日本旅客鉄道(JR西日本)は、瀬戸内エリアで「観光型MaaS」実証実験を実施すると発表した。

観光型MaaS(モビリティアズアサービス)の実証実験では、瀬戸内エリアへの観光誘客拡大に向けて、出発地から目的地までの新幹線をはじめとする鉄道、現地での船舶、バス、タクシー、レンタカー、レンタサイクル、カーシェアリングなどの交通機関、さらに地域の観光素材を、スマートフォンなどでシームレスに検索・予約・決済できるアプリを提供する。現地をおトクに周遊できる「デジタルフリーパス」も設定する。

ジョルダン、JapanTaxi、電脳交通、タイムズ24、JR西日本レンタカー&リース、しまなみジャパンなどが参加する。

実験の期間は2019年10月から2020年3月まで。出発エリアは日本国内全域で、到着エリアが広島県東部を中心とするエリア。

MaaSアプリは「観光スポット」の立ち寄り地を登録することで、その間のすべてのルートを検索、旅行行程を作成できる「スケジューラー機能」を搭載する。作成した行程は保存・上書きによる管理が可能で、旅行前の行程の組み立てや旅行中の行程変更にも対応可能。ルート提案として出発地からの鉄道に加え、船舶、バス、タクシー、レンタカー、レンタサイクル、カーシェアリングなどの二次交通情報を提供する。観光スポットは、地元と連携し整備した、おすすめ観光コンテンツのほか、現地の飲食店や宿泊施設の情報を提供する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る