ZF、4世代目8速AT発表…パワーエレクトロニクスとの一体設計に初めて成功

ZFの4世代目8速AT
ZFの4世代目8速AT全 1 枚

ZFは、ドイツで開催した「グローバル・テクノロジー・デイ2019」において、4世代目となる8速ATを初公開した。

ZFは4世代目の8速ATで、モーターを制御するパワーエレクトロニクスをトランスミッションハウジング内に収めることに初めて成功した。ハイブリッドドライブの車体への組み付けにおける複雑さが解消され、通常のトランスミッションとほぼ同様となるため、完成車メーカーに大きなメリットをもたらすという。車内の高電圧ケーブル数も減るため、安全性の向上にもつながる。

トランスミッションのサイズを変えずに、パワーエレクトロニクスを内部に収めるには多くの課題があった。ZFは、さまざまな改良に加えて、冷却系に新たな考え方を導入することにより、この課題を解消している。パワーエレクトロニクスに使用されている半導体は熱を持つ。ZFは、パワーエレクトロニクスを車の空調システムの冷却系に接続することにより、この問題を解消した。

さらに、ギアシフトを行う油圧システムの大幅な小型化も行った。従来、3.1リットルだった8速ATの油圧制御ユニットは、1.8リットルとコンパクト化。主に、ダイレクトシフトバルブを使用することで、小型化を実現した。エレクトロマグネティック(電磁)アクチュエーターの採用により、従来の電動プレッシャーアクチュエーターに必要だった追加のピストンやブッシュ類も不要にしている。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『クラウンセダン』一部改良、新グレード「G」を649万9900円で設定…「Z」より約103万円安い
  2. 8月の車名別ランキング、ホンダ『N-BOX』首位、ダイハツ『ムーヴ』9位後退[新聞ウォッチ]
  3. 新型200ccエンジン搭載! ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R2』が登場、インドで発売
  4. 「これ、フルモデルチェンジじゃん…」レクサス『NX』の“一部改良”にSNSも驚き、大胆イメチェンに「最高にキマってる」の声
  5. 冷暖房完備のキャビン付き電動フォークリフト、澁澤コネクトが出展へ…国際物流総合展2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. ams OSRAM、CMOSイメージセンサー事業を米インディー・セミコンダクターに売却…AIフォトニクス・ARに集中
  5. 6歳でも150cmでもない?「ジュニアシート卒業」を見極める“5つのステップ”とは【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る