コマツのエンジン式フォークリフト、LPG漏れで発火のおそれ リコール

改善箇所
改善箇所全 2 枚

コマツは7月19日、エンジン式フォークリフト(LPG仕様車)のLPGベーパライザ取付ブラケットに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2005年1月28日~2008年8月9日に製造された9型式372台。

LPGベーパライザ取付ブラケットの強度が不足しているため、ローアイドル時に油圧負荷を掛けるような操作を繰り返すと、エンジンの振動により、ブラケットに亀裂が生じるものがある。そのため、そのまま使用を続けるとブラケットが折損し、LPGベーパライザが固定できなくなり、燃料配管に負荷が掛かり、最悪の場合、燃料配管が折損し、LPGが漏れ、発火するおそれがある。

不具合および事故は起きていない。改善措置として、全車両、ブラケットを対策品に交換し、燃料ホースを新品に交換する。また、振れ止めを追加する。

市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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