今月末、7月24~28日に2018-2019 FIM世界耐久選手権最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第42回大会が開催される。日本で最も規模が大きく人気のある2輪ロードレースだが、楽しみはレースだけではない。鈴鹿8耐では世代を問わず楽しめるイベントが多く用意されている。今回は耐久レースならではの楽しみ方を紹介する。
レースが行われる前日から楽しいイベントが待っている。毎年盛り上がりを見せるのが前夜祭だ。日が暮れた鈴鹿サーキットはピットレーンが解放され、8時間を戦うマシンや各チームのメカニック達が行うピットストップの練習、ナイトピットウォーク限定コスチュームを身に纏ったレースクイーンたちを間近で見ることができる。往年のライダーやレースに参戦するライダーによるトークイベントも行われ、ここでしか聞けないスペシャルな内容は必聴だ。花火が上がり盛り上がる前夜祭はまさに決勝前の高揚感が漂うお祭りだ。
土曜日、そして日曜日のレース中にもイベントが満載。今年で3回目の開催となるのが有名アーティストが多数出演する音楽フェス「8フェス」。8フェスは鈴鹿8耐の観戦チケットを持っている人であれば誰でも楽しむことができる、BASE8というイベントエリアで開催される。10代、20代のファンに向けた音楽とバイクレースを掛け合わせた新しい観戦スタイルは毎年盛り上がりをみせている。レースを見に行ったことがない方もお気に入りのアーティストのライブ目当てで足を運ぶのも良いのではないだろうか。
同じくBASE8では恒例のFMXスプラッシュパフォーマンスが実施される。フリーモトクロスによる大迫力のパフォーマンスをびしょ濡れになりながら楽しめるイベントは暑い鈴鹿8耐にぴったり。今年は昨年より2倍の水を使用する予定でスケールアップ、今年も楽しめるに違いない。
8フェス(2018年)涼しく楽しく鈴鹿8耐を楽しみたい方は遊園地内にあるアクア・アドベンチャーでの観戦をオススメする。熱中症予防になりながらも楽しく遊べるアクア・アドベンチャーでの観戦は家族連れに最適だ。プールサイドにモニターが設置されており、レース映像を確認することができるので安心して遊ぶことができる。様々な楽しみ方ができるのは耐久レースならでは。イベントやグルメに遊園地と自分だけの「8耐スタイル」を見つけてみてはいかがだろうか。