トヨタ、プリウス など2万2000台をリコール ブレーキ不具合で制動距離が伸びるおそれ

対象となるのは、トヨタ『プリウス』『プリウスPHV』『C-HR』『RAV4』『カムリ』『カローラスポーツ』『クラウン』『ジャパンタクシー』、レクサス『UX250h』『ES300h』『LS500』『LS500h』、ダイハツ『アルティス』の13車種で、2019年4月26日~6月4日に製造された2万2431台。
電子制御式油圧ブレーキのブレーキブースタポンプにて、ポンプモータの構成部品である樹脂製ブラシホルダの成形型が不適切なため、ブラシとの隙間が小さく、ポンプ作動時にホルダが熱膨張してブラシが引っ掛かり、ポンプモータが導通不良となるものがある。そのため、ポンプモータが作動せず警告灯が点灯し、最悪の場合、倍力作用が損なわれて制動停止距離が伸びるおそれがある。
改善措置として、全車両、ブレーキブースタポンプを点検し、該当するものは良品と交換する。
不具合および事故は起きていない。社内からの情報により発見した。
《纐纈敏也@DAYS》