クボタの田植機『ナビウェル』、機械工業デザイン賞を受賞

クボタ・ナビウェルNW8S
クボタ・ナビウェルNW8S全 2 枚

クボタは、同社の乗用形田植機『ナビウェル(NW8S)』が、第49回機械工業デザイン賞(日刊工業新聞社主催)の「日本力(にっぽんぶらんど)賞」を受賞したと7月25日に発表した。

【画像全2枚】

ナビウェル(NW8S)は、低コスト稲作を志向する担い手農家向けに、全地球測位システム(GPS)を活用して高精度化、低コスト化に寄与する新機能を搭載した田植機。ボンネットカラーにはトラクタやコンバインと同じオレンジカラーを採用。田植機では業界初の4.3インチカラー液晶パネルを搭載し、機械の状態や作業の設定などを文字とイラストで分かりやすく表示する。

受賞理由としては、日本の精密農業における高収量・高品質化という課題に対して「株間キープ、施肥量キープ」で応えていること、自動運転による超省力・軽量化では「直進キープ・条間アシスト」で応えていること、さらに多目的ヒッチ(植付部・水田除草部・溝切部・鉄コーティング直播)で4つの作業を一台でこなす拡張性など、設備投資を抑えて新しい作業ができるマルチタスク化を実現している点が評価された。

《丹羽圭@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新車世界販売 ホンダ4位に転落、スズキ2位に浮上へ、2025年度下期[新聞ウォッチ]
  2. 「就職人気企業ランキング」総合トップは8年連続で伊藤忠商事、トヨタは42位に後退[新聞ウォッチ]
  3. 「日本一“ちょうどいい日産車”」小型セダン『セントラ』の進化に日本のファンも「気合い入りすぎw」と注目
  4. 小さくてびっくり! 噂のメルセデスベンツ「ベビーGクラス」、ついに実車をスクープ
  5. ジャガーの名車『Eタイプ』がベース、930kgまで軽量化した「ライトウェイトGTR」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る