カーシェアとレンタカーの強みを組合せた新サービス「タイムズカー」、料金体系を制定

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パーク24は8月1日、カーシェアリングとレンタカーの強みを組合せた、新モビリティサービス「タイムズカー」の本格展開に向け、料金体系を制定したと発表した。

パーク24では、モビリティサービスの機能向上を推進するため、2019年1月からカーシェアとレンタカーのメリットを取入れたタイムズカーのトライアルを実施。同サービスでは、15分単位から96時間(4日間)連続で利用できる他、チャイルドシートやルーフボックスといったオプションサービスも用意する。さらに7月16日からは、レンタカーを含めたパーク24グループが運営するモビリティサービスの複数拠点で車両を融通し合うことにより、サービス拠点に常設している車両数よりも多くの予約を受付けられるようにしている。

2か所で開始したトライアルサービスの提供拠点は、現在32か所にまで増やしており、8月2日からは一部空港と指定ステーション間でのワンウェイ(乗り捨て)サービスを開始するなど、サービス拡大に向け積極的に取組んでいる。

トライアルでは、カーシェアリングサービス「タイムズカーシェア」の料金体系に則してサービスを提供してきたが、10月1日からの本格スタートを前に、タイムズカーとしての料金体系を制定。新料金体系では、車両クラスは「3分類」、利用時間に応じた「最大時間料金制」が大きな特徴となる。また、従来のカーシェアリングサービスとは異なり、長時間の利用が可能となることから、「時間料金+距離料金」を基本とするが、6時間未満は距離料金が無料。さらに、給油・洗車に協力した際の料金サービスは30分とする。

なお、タイムズカーシェアはタイムズカーのサービスとなることから、現行の料金体系からタイムズカーの料金体系へと変更。レンタカーサービス「タイムズカーレンタル」についても、順次タイムズカーの料金体系へと変更していくが、一部現行の料金体系に基づくサービス形態は継続する。

《纐纈敏也@DAYS》

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