生産終了のランドローバー ディフェンダー、今から純正カスタマイズを設定…史上最強モデルがモチーフ

ランドローバー・ディフェンダーの純正カスタマイズプログラム
ランドローバー・ディフェンダーの純正カスタマイズプログラム全 7 枚

ランドローバーは7月31日、2016年に生産を終了した『ディフェンダー』(Land Rover Defender)の顧客向けに、性能を引き上げる純正カスタマイズプログラムを設定すると発表した。

画像:ランドローバー・ディフェンダーの純正カスタマイズプログラム

ディフェンダーは1983年に発表された。ランドローバーの第1号車として1948年にデビューした「シリーズ1」の伝統を受け継ぎ、高い悪路走破性を第一に追求したモデルだ。その無骨なまでのフォルムと卓越したオフロード性能は、世界中で多くのファンに支持されてきた。

ランドローバーは2016年1月、ディフェンダーの生産を終了し、その68年の歴史に幕を下ろした。しかし今回、世界中の根強いファンの要望に応えて、ディフェンダーの顧客向けに、性能を引き上げる純正カスタマイズプログラムを設定することを決定した。

モチーフはディフェンダー最強の405psモデル

このカスタマイズプログラムのモチーフになっているのが、2018年初頭、ランドローバーがブランド誕生70周年を記念して、復刻生産すると発表したディフェンダーだ。『ディフェンダー・ワークスV8』と命名されたモデルを、150台限定発売している。

ディフェンダー・ワークスV8には、5.0リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載する。最大出力405ps/6000rpm、最大トルク52.5kgm/5000rpmと、ディフェンダー史上、最強のスペックを獲得した。ZF製8速ATを介して、0~96km/h加速5.6秒、最高速170km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

ディフェンダー・ワークスV8には、強化ブレーキとハンドリングキット(スプリング、ダンパー、スタビライザー)、特別なダイヤモンドターニング加工を施した18インチ「Sawtooth」アルミホイール、265/65R18サイズのオールテレーンタイヤを採用した。ディフェンダー・ワークスV8は、「ランドローバー・クラシック」が販売を担当。英国でのベース価格は、15万ポンドだった。

足回りを中心に強化

純正カスタマイズプログラムでは、このディフェンダー・ワークスV8をモチーフに、ホイール、サスペンション、ブレーキ、エンジンをアップグレードすることができる。アルミホイールは、ダイヤモンド切削の18インチで、ノコギリの歯のような独特のデザインを採用する。サスペンションは、スプリングのレートを変更。ダンパー、スタビライザー、リンク、ブッシュも専用チューンすることができる。

「ディフェンダー・ハンドリング・アップグレード・キット」として、ディフェンダー・ワークスV8仕様のブレーキディスク、ブレーキパッド、ブレーキキャリパーを装備することも可能だ。

ディーゼルは40psパワーアップが可能

2012年モデル以降に生産された2.2リットル「TDCi」ディーゼルエンジン搭載車には、ランドローバー・クラシックによる「ディフェンダー・クラシック・ワークス・アップグレード・キット」が設定される。40psの強化が図られ、最大出力は162ps、最大トルクは47.2kgmを獲得する。このエンジンアップグレードに加えて、新しいパフォーマンス規格のタイヤ装着や、ブレーキ、サスペンションを強化。最高速は、170km/hに引き上げられる。

なお、このアップグレード・キットを装着すると、フロントフェンダーの専用エンブレムや、顧客向けに証明書が付帯する。英国のランドローバーのクラシックワークス、またはドイツ・エッセンの施設で、車両の引き渡しが行われる。なお、このプログラムは、1994~2016年に生産された「90」と「110」が対象となる。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ブレイズ、ホンダ『N-VAN』対応キャンピングカーキット近日公開 EV版にも初対応
  2. 三菱『デリカD:2』次期型は2028年登場? “ソリオ”から離れ、日産と共同開発も
  3. 【フィアット グランデパンダ 新型試乗】“ツカミ”はOK、乗り味は予想以上にシットリと…島崎七生人
  4. 【レスポンス読者試乗会】乗って初めて見えた、4組の試乗者が語る日産『エクストレイル』のリアルPR
  5. ホンダ『オデッセイ』628台にリコール…バッテリー上がり
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「事故死ゼロ」と「移動の自由」の両立へ…トヨタとホンダが「ITS世界会議」で示した次世代技術
  2. 「E2E AI」って何? 自動運転を支える技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 4】
  3. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  4. 「フィジカルAI」って何? 似ている4つの基本用語…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 1】
  5. 「Sim-to-Real」って何? AIを動かす実装技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 3】
ランキングをもっと見る