IP無線サービス、運転中のスマホ通話はOK…ハンズフリーとPTT グレーゾーン解消

車載ハンズフリーキット「400-BTCAR001」(参考画像)
車載ハンズフリーキット「400-BTCAR001」(参考画像)全 1 枚

経済産業省は、自動車運転中、スマートフォンに専用マイクを接続し、IP無線を利用して通話する場合、道路交通法違反に当たらないと、「グレーゾーン解消制度」を通じて警察庁が回答したと発表した(7月31日)。

自動車運転中の携帯電話の使用は道路交通法で禁止されているが、スマートフォンに専用のマイクを接続することで、IP無線を利用して通話するサービスの提供が計画されている。

携帯電話を受信する際には、接続されたマイクから音声が流れ、接続されたマイクを手で保持する必要はない。一方で、送信する際にはマイクを手で保持せずに送信することやり方(ハンズフリー機能)と、マイクを手で保持してボタンを押下しながら送信(PTT機能)する2つの方法がある。

今回、ハンズフリー機能とPTT機能について、道路交通法第71条第5号の5に規定する「携帯電話用装置...を通話...のために使用」に該当しないことを確認したいとの問い合わせが「グレーゾーン解消制度」にあった。

これについて、規制所管する警察庁と国家公安委員会は、自動車または原動機付自転車の運転中、ハンズフリー機能、PTT機能を用いて通話する行為は、道路交通法の違反行為に当たらないと、事業所管の経産省に回答した。

グレーゾーン解消制度は、事業者が新しい事業活動を行うに先立って、あらかじめ規制適用の有無について、政府に照会し、事業所管大臣から規制所管大臣への確認を経て、規制の適用の有無を回答する制度。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  3. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  4. 【トヨタ GRヤリス 新型試乗】448万円からの価格にも納得、GRヤリスはまだまだ進化する…九島辰也
  5. 【スズキ GSX250R 試乗】ハンドリングは「小さなハヤブサ」!? 250ccらしからぬ独自の存在感…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る