曙ブレーキ、当期赤字88億円で債務超過に 2019年4-6月期決算

曙ブレーキ
曙ブレーキ全 1 枚

経営再建中の曙ブレーキ工業が発表した2019年4~6月期連結決算は、リコール関連損失78億円を計上したことから四半期損益が88億8700万円の赤字となった。6月末に純資産がマイナスとなり、債務超過となった。

売上高は前年同期比16.9%減の520億1600万円と大幅減収となった。北米で同社製品を採用した車のモデルチェンジに伴って受注に失敗したのに加え、日本からの輸出向け製品の生産や中国での生産が減少、同社製品採用車の生産打ち切りなどもあって大幅減収となった。

収益では、労務費や経費の削減効果があったものの、受注減少による影響で、営業利益が同21.4%減の8億2400万円、経常利益が同83.0%減の1億0300万円だった。

通期業績見通しは未確定な要素が多いとして公表を見送っている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る