販売から1年で世界販売台数8万台を突破するなど、売上好調な三菱のクロスオーバーSUV『エクリプスクロス』。クリーンディーゼル仕様が登場したほか、一部改良によって快適性を向上するアイテムが追加されている。また、エクステリアが大きく変更された次期型プロトタイプが目撃されている。
目次
- 発売、新型コンパクトSUVは253万2600円より
- 【雪上試乗】いまトレンドのコンパクトSUVだが、性能はホンモノ…齋藤聡
- 【試乗】CX-5 や C-HR に対抗できる“武器”はあるか…中村孝仁
- SUVとクーペスタイルの融合、アメリカで知名度のある名前でデビュー…[開発者インタビュー]
- クリーンディーゼルエンジン搭載車を設定
- 【ディーゼル 試乗】ようやく本命登場!ガソリンとの違いは想像以上…岡本幸一郎
- 4WD性能ってどう違うの?ミドルSUV3車種で違いを解説!…RAV4、エクリプスクロス、フォレスター
- 【比較試乗】ガソリンかディーゼルか、自分にピッタリなのはどっちのエンジン?
- 一枚岩ではないSUV! 流行りに流されない個性にあったクルマ選び…RAV4、CX-5、エクリプスクロス
- 一部改良 フロントドア各所にLEDイルミネーション採用
- 大きく変わる!スプリットウィンドウは廃止?目つきも鋭く
発売、新型コンパクトSUVは253万2600円より
三菱自動車は3月1日、新型コンパクトSUV『エクリプスクロス』の販売を開始した。価格は253万2600円から309万5280円。
エクリプスクロスは、『RVR』『アウトランダー』『アウトランダーPHEV』に続く、三菱SUVラインアップの新型モデル。これまでにないスタイリッシュなクーペフォルムとダイナミックなSUVの機動力を融合した、三菱自動車らしいクーペSUVとした。
発売、新型コンパクトSUVは253万2600円より 画像
【雪上試乗】いまトレンドのコンパクトSUVだが、性能はホンモノ…齋藤聡
三菱久々の新型車、『エクリプスクロス』。昨年末、プロトタイプの試乗インプレッションを報告したが、今度は雪上試乗をすることができた。
エクリプスクロスは、サイズ的には『RVR』と『アウトランダー』の中間あたりに位置付けされる5人乗りのスタイリッシュなクーペタイプのSUVだ。FFと4WDが用意されるが、今回試乗したのは4WD。
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【試乗】CX-5 や C-HR に対抗できる“武器”はあるか…中村孝仁
かなり上から目線で恐縮だが、試乗を終えて「なんだ、やればできるじゃん…」という印象を受けてしまった。それはこのクルマのハンドリングについてである。
三菱のSUVと言えば、今は『アウトランダー』と『RVR』。しかしそのどちらも、印象としては『パジェロ』時代のハンドリングを継承していて、中心付近があいまいで操舵系にオフロード車っぽさを残した味付けとされていた。ところが、新しいエクリプスクロスはその印象が大幅に希釈されて、かなりクィックで溌剌としたオンロードでの走りを披露してくれる。
*【試乗】CX-5 や C-HR に対抗できる“武器”はあるか…中村孝仁 画像
SUVとクーペスタイルの融合、アメリカで知名度のある名前でデビュー…[開発者インタビュー]
三菱自動車から久々の新規車種である『エクリプスクロス』がデビューした。SUVとクーペスタイルを融合した新たなポジショニングを獲得したというこのクルマ。なぜ三菱はエクリプスクロスを登場させたのか、またなぜ、このネーミングを採用したのかを含めて話を聞いた。
◇新たな車種を投入した理由
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クリーンディーゼルエンジン搭載車を設定
三菱自動車は、クロスオーバーSUV『エクリプスクロス』にクリーンディーゼルエンジン搭載車を設定し、6月13日から販売を開始した。
エンジンは排気量2.2リットル、コモンレール式「DI-D」クリーンディーゼルターボエンジンを搭載。最大はトルク380Nm@2000rpmと、ディーゼルらしく低回転からトルクを発生させる。これに8速スポーツモードATを組み合わせることで、力強く滑らかな加速を意図した。駆動レイアウトは4WDのみ。
クリーンディーゼルエンジン搭載車を設定 画像
【ディーゼル 試乗】ようやく本命登場!ガソリンとの違いは想像以上…岡本幸一郎
本命のディーゼルが選択肢に加わった「エクリプスクロス」
『エクリプスクロス』は、日本では数少ないスタイリッシュなクーペフォルムをまとったSUVであり、三菱が誇る四輪制御技術による優れた走行性能を身に着けている。昨年3月の登場以来これまで何度か試乗する機会があったが、個人的にもこのスタイリングを気に入っているし、高い利便性と走りのよさにも好感を抱いていた。
【ディーゼル 試乗】ようやく本命登場!ガソリンとの違いは想像以上…岡本幸一郎 画像
4WD性能ってどう違うの?ミドルSUV3車種で違いを解説!…RAV4、エクリプスクロス、フォレスター
4WDってどういう仕組み?
4輪車の駆動方式は大きく2WDと4WDに分けられます。2WDのうち前輪を駆動するものを前輪駆動、後輪を駆動するものを後輪駆動と呼びます。これらの駆動方式はエンジンがどこにあるかによってさらに細分化され、エンジンがフロント部分にある前輪駆動はフロントエンジン・フロントドライブとしてFF、後輪駆動はフロントエンジン・リヤドライブのFR、ミッドシップならばMR、エンジンをリヤに積むならRRといった呼び方となります。
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【比較試乗】ガソリンかディーゼルか、自分にピッタリなのはどっちのエンジン?
『エクリプス クロス』は三菱自動車が2018年3月に市場投入した最新型のミッドサイズクラスのSUVだ。スタイリッシュなクーペフォルムのボディスタイルが特徴的で、流行のクロスオーバーSUVとして注目を集めている。2018年度グッドデザイン賞や2019年次RJCカーオブザイヤ-を受賞するなど評価も高い。
【比較試乗】ガソリンかディーゼルか、自分にピッタリなのはどっちのエンジン? 画像
一枚岩ではないSUV! 流行りに流されない個性にあったクルマ選び…RAV4、CX-5、エクリプスクロス
単なる流行りではなく一つの時代の流れを作っているSUV。その多機能性や実用性は確かに他の車種と比べて一線を画している。しかし、単なる流れに乗って選んでしまっては、あまりにも味気ないもの。そこで、ガソリン・ハイブリッド・ディーゼルと動力別に個性豊かなSUVを比較してみた。
個性にあったSUV選び
一枚岩ではないSUV! 流行りに流されない個性にあったクルマ選び…RAV4、CX-5、エクリプスクロス 画像
一部改良 フロントドア各所にLEDイルミネーション採用
三菱自動車は、クロスオーバーSUV『エクリプス クロス』に利便性を向上させるなど一部改良を施し、12月25日より販売を開始した。
今回の一部改良では、フロントドアの各所(インナードアハンドル、ドアグリップ、ボトルホルダー)にLEDインテリアイルミネーションを採用。アンバー色の間接光により上質な室内空間を演出するとともに、夜間におけるドア周りの利便性を向上させた(Mグレードを除く)。
一部改良 フロントドア各所にLEDイルミネーション採用 画像
大きく変わる!スプリットウィンドウは廃止?目つきも鋭く
三菱自動車のクロスオーバー・クーペSUV『エクリプスクロス』の改良新型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
エクリプスクロスは、2017年3月のジュネーブモーターショーで世界初公開。その後、欧州市場を皮切りに北米など同社のグローバル戦略車として展開され、2018年3月より日本市場に投入された。2019年6月には三菱4WDの本命ともいえる2.2リットルクリーンディーゼル車を追加し、商品力をさらに高めた。同12月には内装カラーやライティングのアップデートをおこなった一部改良モデルも登場している。