ヤマハ発 日高社長、バイクの日のイベントで二輪車の楽しさと安全運転を訴える

出席者によるフォトセッション
出席者によるフォトセッション全 5 枚

8月19日は「バイクの日」ということで、東京都世田谷区の二子玉川ライズでバイクの祭典「HAVE A BIKE DAY」が日本自動車工業会、日本二輪車普及安全協会の主催のもと開催された。

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同イベントは、1989年に政府が二輪車の交通事故撲滅を目的として制定した「バイクの日(8月19日)」に、二輪ユーザーをはじめ広く一般の人に交通安全意識の啓発とバイクの日の社会的認知の向上を図るとともに、バイクの楽しさ、魅力を感じてもらうために始まった。以来30年、警視庁の関係者を招いて、二輪車の安全運転やマナー向上を訴え続けてきた。

今回も同様で、冒頭の挨拶で日本自動車工業会二輪特別委員会の日高祥博委員長(ヤマハ発動機社長)はこう訴えた。

「私も一人のライダーとして、自分の愛車に跨がって風を切って走る爽快感がたまらないんですけれども、ツーリングというのは無事に家に帰ってくるまでがツーリングです。ですから交通マナーを守って、安全にバイクを楽しんで欲しい」

日高委員長は10代の時に自動二輪の免許を取得し、今も時間を見つけては愛車『YZF-R1M』に跨がってツーリングに出かけているという。ただ、国内の二輪車市場については気にしており、「ここ数年、需要が少しずつ戻ってきて、若いライダーも少しずつ増えてきている。しかし、私が免許を取った頃は多くの若者がバイクに興味を持ち、バイクに乗って楽しんでいた。今の若者にもバイクに乗る楽しさをもっと知ってもらいたい。そのためのイベントをいろいろ開催して、国内の二輪車市場をさらに盛り上げていきたい」と話す。

また、同工業会の神子柴寿昭副会長(ホンダ会長)も「私もバイクを全身で操る喜び、風を切って走る爽快感が大好きです。ただし、バイクというのはしっかりと安全を確保してこそ、心から楽しめる乗り物です。ぜひ交通安全に心がけて街乗りやツーリングを楽しんでもらいたい」と強調した。自身は新しいバイクの購入を検討しているそうだ。

やはりバイクは両氏が言う通り、安全運転が重要だ。なにしろ、クルマと違って身体がむき出しだからだ。警視庁交通部によると、東京都内の今年(8月14日現在)の二輪車交通事故死者数は13人で、昨年に比べて14人少なくなっているとのこと。ただ、首都高での死亡事故は6件中、4件が二輪車で、しかも単独事故によるものだという。スピードを出しすぎて、カーブを曲がりきれずに事故に遭った。

また、13人中12人が胸部プロテクターを装着しておらず、4人がヘルメットが外れてしまった。「チョイ乗りの時でもしっかりとあごひもをつけて欲しい」と警視庁交通部の関係者は訴えていた。そのため、今回のイベントでは、“カバーガール女王”の大原優乃さんがヘルメットの適正着用を呼びかけ、出席したお笑い芸人にヘルメットの適正着用をして見せた。

そのほか、会場にはホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキがそれぞれ自慢のバイクを4台持ちより、一般の来場者にバイクを跨がせるなどして楽しませていた。いずれにしても、今回のイベントは成功裏に終了したようだ。

《山田清志》

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