【鈴鹿10時間】雨の中行われた特別スポーツ走行は昨年の覇者#999メルセデスがトップタイム

鈴鹿10時間 特別スポーツ走行
鈴鹿10時間 特別スポーツ走行全 6 枚

三重県・鈴鹿サーキットで開催される2019第48回サマーエンデュランス「BH オークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース」(鈴鹿10H)の特別スポーツ走行が23日の午前に行われ、昨年の覇者#999 Mercedes-AMG Team GruppeM Racingがトップタイムを記録した。

この日は朝から雨が降り続き、8時45分から行われたブロンズドライバー(アマチュア登録ドライバー)による1時間の特別スポーツ走行も終始ウエットコンディションだった。全ドライバー対象の2時間の特別スポーツ走行が10時に始まると雨は止み路面が徐々に乾いてきたが、開始20分をすぎるとまた雨が強くなり、その後は最後まで路面状況が改善することはなかった。そのため序盤の20分で記録したタイムが最終的に特別スポーツ走行の最速タイムとなった。

トップタイムをマークしたのは昨年の覇者#999 Mercedes-AMG Team GruppeM Racing(メルセデスAMG GT3)で2分14秒076。2番手は日本チームの#88 JLOC(ランボルギーニ・ウラカンGT3)で2分14秒572だった。3番手は#25 Audi Sport Team WRT(アウディR8 LMS GT3)。4番手には千代勝正、松田次生がドライブする#35 KCMG(ニッサンGT-RニスモGT3)がつけ、5番手は元F1ドライバーのヘイキ・コバライネンを擁する#27 HubAuto Corsa(フェラーリ488GT3)、6番手には#107 Bentley Team M-Sport(ベントレー・コンチネンタルGT3)が続いた。

注目の元F1ワールドチャンピオン、#11 PLANEX SMACAM RACING(マクラーレン720S GT3)のミカ・ハッキネンは終盤に豪雨の中で3周のみの走行となり、タイムは34番手だった。

午後には公式スケジュールのフリー走行が2回行われ、24日に公式予選、25日に10時間の決勝レースが行われる。

■木曜日特別スポーツ走行結果(トップ10)
1. #999 Mercedes-AMG Team GruppeM Racing/2分14秒076
2. #88 JLOC/2分14秒572
3. #25 Audi Sport Team WRT/2分15秒141
4. #35 KCMG/2分15秒192
5. #27 HubAuto Corsa/2分15秒303
6. #107 Bentley Team M-Sport/2分15秒382
7. #2 CarsTokaiDream28/2分15秒383
8. #034 Modulo Drago CORSE/2分15秒595
9. #77 Mercedes-AMG Team CraftBamboo Racing/2分15秒901
10. #37 Callaway Competition with BINGORACING/2分15秒989

《藤木充啓》

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