子供が日常的に移動するルートの安全確保 国交省が取り組み状況を公表

子供が日常的に移動する経路の安全確保対策
子供が日常的に移動する経路の安全確保対策全 3 枚

国土交通省は、園児などの子供が日常的に移動する経路の安全確保に関する道路管理者である地方公共団体の取り組み状況を発表した(8月27日)。

5月8日に大津市で運転操作ミスした車両が前方の車両と衝突し、信号待ちしていた園児の列に衝突する死亡事故が発生した。直後から多くの地方公共団体が安全点検を独自に実施しており、6月末までの取り組み状況がまとまった。

それによると、滋賀県では現時点で対策予定とされたのが702カ所で、うち、大津市が373カ所。全国では緊急安全点検に選考して点検した市区町村数が多いのは兵庫県で38だった。国土交通省では、これらの点検結果を受けての安全対策の実施に対し、緊急性を踏まえた支援を検討する。

また、「未就学児等および高齢運転者の交通安全緊急対策」に基づいて、今秋までに保育所、幼稚園の対象施設と、教育委員会の所管または担当する機関が実施する点検や点検結果を踏まえた交差点改良や道路拡幅などの対策についても積極的に支援していく予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る