九州北部の大雨で松浦鉄道が全線運行見合せ…JR九州の佐賀、長崎県内でも被害

道床流出で全線で運行を見合わせている松浦鉄道。写真は相浦駅に到着した松浦鉄道の列車。
道床流出で全線で運行を見合わせている松浦鉄道。写真は相浦駅に到着した松浦鉄道の列車。全 1 枚

国土交通省は8月28日、九州北部を中心とした前線に伴なう大雨による被害状況をまとめた。

それによると、14時30分現在、鉄道では伊万里駅(佐賀県伊万里市)と佐世保駅(長崎県佐世保市)を結ぶ松浦鉄道で道床流出が発生しており、8月28日は終日全線で運行を見合わせることが決定している。

一方、JR九州では、筑肥線山本~伊万里間で線路冠水、唐津線久保田~唐津間で道床流出、佐世保線肥前山口~早岐(はいき)間で築堤崩壊や線路冠水が発生しており、これらの区間では8月28日の終日運休が決定している。

また、九州北部豪雨の影響で彦山~日田間で運行されている日田彦山線の代行バスも終日運休することになった。

この大雨に伴ない、佐賀県内や長崎県内を通過する博多~佐世保間の『みどり』、博多~ハウステンボス間の『ハウステンボス』といった特急も、8月28日は終日運休する。

九州北部では、8月29日12時までに200mm程度の雨量が見込まれていることから、福岡・佐賀・長崎の3県には、一時、大雨特別警報が発令されていた。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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