[カーオーディオ“チョイスのキモ”]スピーカー…エレガントかつ濃厚、シンフォニ/クワトロリゴ

シンフォニ/クワトロリゴ・グランディオソ オーパス
シンフォニ/クワトロリゴ・グランディオソ オーパス全 3 枚

カーオーディオを趣味とする方々、および興味を持っている方々に向けて、製品選びのコツを解説している。現在は「スピーカー編」をお贈りしている。今回も引き続き、ブランドごとの製品ラインナップを紹介する。当回は“シンフォニ/クワトロリゴ”をフィーチャーする。

“シンフォニ/クワトロリゴ”は、イタリア中部“マチェラタ”に本拠を置くHi-Fiカーオーディオブランドだ。設立は1997年。日本においても、音質系ユーザー、さらにはサウンドコンペティターから厚い支持を集めている。

スピーカーは現在、4ライン展開されている。ベーシックグレードから順番に顔ぶれを紹介していこう。

もっとも手頃なシリーズとなるのは『アパッシオナート』だ。当シリーズは25mmツイーター、165mmミッドウーファー、パッシブクロスオーバーネットワーク、これらがそれぞれ単品(ペア)でラインナップし、さらには2ウェイキットも用意されている(税抜価格:12万円)。なお、マルチアンプ接続することが前提ならば、ツイーターとミッドウーファーを単品で購入した方がリーズナブルだ。一方、パッシブクロスオーバーネットワークが必要な場合にはキットを購入した方がお得だ。使い方に応じて予算を節約できる、というわけだ。

シンフォニ/クワトロリゴ・グランディオソ オーパスシンフォニ/クワトロリゴ・グランディオソ オーパス

これに続くのが、『エロイコ』シリーズだ。当シリーズも『アパッシオナート』と同様に、25mmツイーター、165mmミッドウーファー、パッシブクロスオーバーネットワーク、2ウェイキット(税抜価格:23万円)、それぞれが用意されている。当シリーズにおいても、マルチ接続前提ならば単品で、パッシブが必要であればキットを購入した方がリーズナブルに収まる。

これに次いでは、セカンドグレードとなる『テンポ』シリーズが控える。当シリーズはツイーターが1種、ミッドレンジが口径違いで2種、そしてミッドウーファーと2ウェイパッシブクロスオーバーネットワークがそれぞれ1種ずつ、すべてが単品(ペア)でラインナップされている(コンポーネントキットは用意されていない)。ちなみに、ツイーターとミッドウーファーの合計金額は28万円(税抜)となっている。

シンフォニ/クワトロリゴ・グランディオソ オーパスシンフォニ/クワトロリゴ・グランディオソ オーパス

そしてトップエンドシリーズとして君臨するのが、『グランディオソ オーパス』シリーズだ。当シリーズは、25mmツイーター、100mmミッドレンジ、165mmミッドウーファー、2ウェイパッシブクロスオーバーネットワーク、以上がそれぞれ単品(ペア)展開されている。なお、ツイーターとミッドウーファーとの合計金額は77万円。かなりの高額製品となっているが、フレームや磁気回路等々の作りにはなるほど品格があり、そのサウンドにもマニアを唸らせる納得のクオリティが確保されている。

エレガントでかつ濃厚なサウンドを欲するならば、“シンフォニ/クアトロリゴ”の音もチェックしておくべきだろう。ヨーロピアンブランドならではの味わい深いサウンドが楽しめる。

「サウンドユニット」の“チョイスのキモ”を徹底解析! Part1・スピーカー編 その14「シンフォニ/クワトロリゴ」の場合

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  2. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  3. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  6. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  7. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  8. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  9. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  10. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
ランキングをもっと見る