線路冠水の筑肥線でバス代行…山陰本線西部では土砂流入 九州北部の大雨

益田駅で発車を待つ山陰本線の長門市行き普通列車。長門市駅を含む益田~小串間は8月30日始発から運行を見合わせていたが、益田~滝部間は午後になって順次再開している。
益田駅で発車を待つ山陰本線の長門市行き普通列車。長門市駅を含む益田~小串間は8月30日始発から運行を見合わせていたが、益田~滝部間は午後になって順次再開している。全 2 枚

内閣府は8月30日、九州北部を中心とした大雨による鉄道の被害状況をまとめた。

それによると5時時点の情報として、JR九州では筑肥線肥前長野~桃川間と佐世保線肥前山口~武雄温泉間で線路冠水が確認されているという。

これにより筑肥線は山本~伊万里間で、佐世保線は肥前山口~武雄温泉間で運行を見合わせており、佐世保線を通過する特急『みどり』『ハウステンボス』は8月30日も終日運休が決定している。

筑肥線では再開の目途が立たないことから、唐津駅(佐賀県唐津市)と伊万里駅(佐賀県伊万里市)との間で代行バスが運行されている。

また、JR西日本では山陰本線長門二見~宇賀本郷間で土砂流入が確認されており、益田~小串間で始発から運行を見合わせていたが、滝部~小串間以外は13時台以降に順次再開している。

なお、有田駅(佐賀県有田市)と佐世保駅(長崎県佐世保市)を結ぶ松浦鉄道は、8月30日始発から全線での運行を再開している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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