三井物産とルノーなど、EV用蓄電池を活用した独電力事業会社を設立

コンテナ型定置型蓄電池のイメージ
コンテナ型定置型蓄電池のイメージ全 2 枚

三井物産は、ルノーおよび仏Demeter社が管理するインフラファンド Fonds de Modernisation Ecologique des Transports、The Mobility House AG(TMH社)と、ルノー製電気自動車(EV)用蓄電池を活用した電力事業会社 Tokai2社を設立したと発表した。

Tokai2社は、ルノー製EV用蓄電池をコンテナ型の定置型蓄電池(総出力20MW)に組み上げ、複数のサイトに設置し、TMH社の蓄電池制御システムを通じて、ドイツ国内の電力系統向けに周波数調整サービスを提供。将来的には、蓄電池の設置先を増強し、需要家・発電事業者向けにも蓄電池を活用したサービスの提供を目指す。

三井物産は、2017年にTMH社に出資参画しており、今回、同社の成長を支援するとともに、同社が自動車・電力インフラ・エネルギー事業で培ってきた総合力により、再生可能エネルギーとEV導入が加速する欧州での先進的ビジネスモデルの事業化に取り組み、米国や日本など他地域における事業拡大を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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