スズキなど、スマートバリュー「Kuruma Base」を使ったカーシェアリングを実証実験へ

Kuruma Base
Kuruma Base全 1 枚

スマートバリュー、スズキ、丸紅の3社は3日、大阪府豊中市において、スズキ四輪代理店の駐車場と、シェアリングサービスに用いられるシェアリング駐車場を活用した、郊外型カーシェアリングサービスの実証実験に関する契約を締結した。

今回の実証実験では、スマートバリューが開発した、クルマのサービス化を推進するプラットフォーム「Kuruma Base」を活用し、カーシェアリングサービスを構築して、利用情報を共有する。実験エリアは大阪府豊中市。カーシェアリング用車両は、スズキ四輪代理店周辺地域のシェアリング駐車場と、スズキ四輪代理店に配置する。実証実験の開始時期は2019年の秋を予定、実験期間は約1年間とする。

「Kuruma Base」は、スマートバリューが開発した、シェアリングサービスなどの「クルマのサービス化」事業を行う事業者向けのプラットフォームを、月額料金で提供するサービスだ。車に接続する専用端末、クラウド上の管理コンソール、利用者向けスマートフォンアプリ、運用サポートサービスで構成される。

「Kuruma Base」では、予約した車の鍵の受け渡しにおいてバーチャルキーを採用し、車両のシェアリングを実現した。バーチャルキーは、イードおよびジゴワッツが提供するスマートロックシステムだ。スマートフォンがクルマの鍵となるバーチャルキーにより、「任意の許可された相手だけに、許可された時間のみ」車両の鍵の権限を与える。

今回の実証実験を通し、スマートバリューはカーシェアリング事業のニーズを調査する。スズキは、カーシェアリングサービスに関するノウハウ・知見の蓄積や潜在顧客の発掘など、将来の事業展開を検証する。また丸紅は、カーシェアリングサービスの知見を蓄積することで、新たなビジネスの可能性を探求する。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ルノー『キャプチャー』新型、4月4日デビューへ
  2. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  3. 東京E-Prix 市街地コースは臨海都心に準備…フォーミュラE[写真32枚]
  4. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  5. メルセデスベンツ、新型パワートレイン搭載の「GLA180」発売…高性能モデルAMG「GLA45S」も追加
  6. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
  7. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  8. ホンダ『フリード』次期型予想に注目! ボディ拡大? デザインは?…土曜ニュースランキング
  9. 電気自動車のF1「フォーミュラE」、東京で来年3月30日開催正式決定[新聞ウォッチ]
  10. メルセデスベンツ『Gクラス』改良新型…449馬力の直6ツインターボ搭載、表情も変化
ランキングをもっと見る