ポルシェ初のEV『タイカン』、9月9日に量産開始へ

ポルシェ・タイカンの量産を行うドイツ・ツッフェンハウゼン工場
ポルシェ・タイカンの量産を行うドイツ・ツッフェンハウゼン工場全 3 枚

ポルシェは9月6日、初のEVスポーツカーの『タイカン』(Porsche Taycan)の量産を、9月9日から開始すると発表した。

タイカンの量産を行うのは、ドイツ・ツッフェンハウゼン工場だ。タイカンの量産への準備として、塗装工場の新設や専用の組み立てエリア、塗装済みボディとドライブユニットを最終組み立てエリアまで運ぶためのコンベアブリッジなどが建設された。既存のエンジン工場はエレクトリックドライブを製造するために拡張されており、車体工場も拡張されている。

また、タイカンの生産は、CO2ニュートラルになる。 再生可能エネルギーとバイオガスからの電力を使用して熱を生成することに加えて、新しい工場はエネルギー効率が非常に高くなるように設計されている。部品を納入するトラックの電動化、塗装工場での廃熱の使用、屋根エリアの緑化など、資源節約への取り組みも実践された。

なお、タイカンには、「ターボS」と「ターボ」の2グレードを設定する。ターボは、ローンチコントロールとの組み合わせで、最大761psのオーバーブースト出力を獲得した。これにより、0~100km/h加速2.8秒、最高速260m/hの性能を発揮する。ターボの最大出力は680psで、0~100km/h加速は3.2秒、最高速は260m/hとなる。

《森脇稔》

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