Googleの二面性: Android Automotiveが自動車業界に与えるプラスとマイナスの影響…SBDオートモティブ CarIT部門統括責任者 アレックス・オイラー氏

Googleの二面性: Android Automotiveが自動車業界に与えるプラスとマイナスの影響…SBDオートモティブ CarIT部門統括責任者 アレックス・オイラー氏
Googleの二面性: Android Automotiveが自動車業界に与えるプラスとマイナスの影響…SBDオートモティブ CarIT部門統括責任者 アレックス・オイラー氏全 1 枚

6年前、Googleによる広範な自動車業界への参入戦略がこれほどまでに破壊的なものになるとは考えられなかった。今日、益々その存在感を増すGoogleに、業界は現実を受け入れざるを得ない状況だ。

Googleの動きや提携など今後どうするべきか。アレックス・オイラー氏来日講演はこちら。

2015年のAndroid Autoのリリースを皮切りに、GoogleはWaymoやGoogle Assistant、最近のものではAndroid Automotiveなどを通じて着実に業界における取組みを拡大してきた。個々に見てみると、それぞれ異なる目的や消費者ニーズに応えるものであるが、それらを総合すると、消費者向けモビリティサービス/コンテンツプロバイダーの最大手を目指すというより幅広く長期的なビジョンが見えてくる。

Googleが次々に魅力的な製品を発表する中、Googleが推進する最も優れたユーザーエクスペリエンスと製品を採用するのか、あるいはOEMブランドとしての独立性を維持するのか、自動車メーカーは困難な選択を迫られている。消費者家電業界においてAndroidは広く浸透しており、多くの消費者がAndroid端末で提供されるサービスや機能、ユーザーエクスペリエンスに慣れ親しんでいる。

さらに、そしておそらくもっとも重要なことに、Androidプラットフォームで提供される開発者エコシステムに匹敵するものは自動車分野には存在しない。もしGoogleがモバイルアプリ開発者コミュニティを利用しスケーラブルな自動車プラットフォームを提供すれば、自動車メーカーやプラットフォームはGoogleがAndroid Automotive対応車両でユーザーに提供するようなサービスやコンテンツ、ユーザーエクスペリエンスには太刀打ちできないだろう。

Android Automotiveを採用しGoogleと提携するかしないかという難しい判断をするうえで、自動車メーカーがどのようなアプローチを採っているのかを把握するために、SBDでは世界各国の主要自動車メーカー、サプライヤー、テクノロジプラットフォームプロバイダとのネットワークを活用した独自の調査を行ってきた。今回の講演では、こうした調査に基づく知見と考察を提供する。

1. Android Automotiveを採用するメリット/デメリット
2. Android Automotive、Waymo、Google Assistantを連携させ、一つの包括的なビジネスモデルに
3. 自動車メーカー各社によるAndroid Automotive採用/不採用の戦略の背景
4. 競争圧力および、競合他社のAndroid Automotiveの脅威への対応の分析
5. Googleによる今後の自動車ビジネス展開予測

また講演では、インフォテイメントやそれ以外の分野でのGoogleとのパートナーシップに関し、業界においてOEMの意思決定を牽引するのは何かを明らかにする。さらに、GoogleによってDisrupt(破壊)されたエコシステムに、自社製品やプラットフォームをどのように適合させられるかをわかりやすく解説する。

Googleの動きや提携など今後どうするべきか。アレックス・オイラー氏来日講演はこちら。

《Alex Oyler(アレックス・オイラー)》

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