日産自動車は、報酬委員会が株価連動型インセンティブ受領権(SAR)の付与を廃止すること決定したと発表した。
SAR廃止の決定は2020年度からの付与を廃止するもので、これまでに付与された権利は継続される。
SARを巡っては、同社の西川廣人社長兼CEOなど、同社役員が、社内規定に違反して本来の権利行使日からずらすことで不正に役員報酬を上乗せしていた。同社の社内調査によると不正を主導していたのはグレッグ・ケリー元取締役で、西川社長らは不正な方法で報酬が増額された認識がなく、指示や依頼の事実はなかったとして、責任は追及しないとしている。
ただ、SARの権利行使日を変更できないようにするなど、不備があったことから2020年度以降、SARは付与しないことにした。
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